浜名湖でうなぎの養殖って本当?
浜名湖といえばウナギってイメージがすっかり世間に浸透していますが、勘違いをしている方も多い様子です。
渚園でおこなわれたサザンオールスターズのスーパーライブ「モロ出し祭り~過剰サービスに
鰻ウナギはネットリ父チチウットリ」で桑田さんがMCで言っていたように「浜名湖ではうなぎを養殖していません!」なのです。(DVDにこのMCが収録されていたかは覚えてないんですが・・・)
サザンオールスターズ/1998 スーパーライブ in 渚園
海苔やカキ(ノロウイルスの影響で売れ行きが芳しくない様子)は浜名湖で養殖しているのですが、うなぎは周辺の池で養殖を行っています。
明治30年頃から浜名湖周辺でうなぎの養殖が始まったと言われています。
シラスウナギが捕れた、地下水が豊富だった、年間の平均気温が比較的高いなどの条件がうなぎの養殖に適していたそうです。
以前は路地池養殖でしたが、ビニールハウスでの加温式養殖が一般的となり、半年~1年半位で出荷が出来るようになりました。
昭和50年代前半までは、静岡県の出荷が日本一でしたが、現在は愛知県や鹿児島県の方が多くなっています。
原因としては、養鰻池の減少=養鰻をやめる人が多くなった為と思われます。
やめる理由としては、色々あるのですが、豊富だった地下水の減少、シラスウナギの不漁が続き高価になったためリスクが大きくなった事などがあげられます。
2004年に行われた浜名湖花博の会場やイオン浜松志都呂ショッピングセンターなどは、養鰻池を埋め立てた場所に作られています。
シラスウナギも高い時は1キログラム100万円以上なんて値段が付きます。1キログラムだとシラスウナギの数は5000匹程でしょうか。(シラスウナギの大きさにもよりますが・・・)1匹200円程ってことになりますね。
餌やら色々手間をかけて育てていくらで売れるかというと1匹1000円程度(大きさなどでも前後しますが)、もちろん全部が大きく育つ訳じゃないですし、病気などで全滅する可能性だってあります。割に合わないよーって声を良く聞きますので、何らかの切っ掛けでやめる業者があるのもうなずける話です。

養殖の方は、やや下火となった感じがする浜名湖周辺のうなぎ業界ですが、それと較べると加工業者は比較的元気です。浜名湖=うなぎのイメージが首都圏では依然根強いのが大きいですね。
でも、その為か需要と供給のバランスが崩れることもあるような・・・
例えば、土用の丑の日の前には、浜名湖周辺のうなぎ加工業者の前で、鹿児島県ナンバーのうなぎを積んだトラックが荷下ろしをしている光景を見ることが出来ます。(ちゃんと鹿児島県産と表示して売ったかは不明ですが・・・)
養鰻場から加工業者に送られてくるこれらのうなぎはもちろん生きた状態のものです。
加工場の人に言わせると、遠くからの仕入れは、うなぎが弱る、事故などで予定時間に着かないと酸欠でうなぎが死んでしまうなどのトラブルが多いので出来たら近場で済ませたいけど物が無いんだよとの事でした。
ちなみに死んでしまったうなぎを加工して蒲焼きなどにしても、身がグチャグチャで商品にはならないそうです。
あと変わった話としては、生きたウナギを入れるとさばいて骨まで取ってくれる自動うなぎ処理機のようなものもあるようですね。(あまりきれいに処理出来ないそうですが・・・)
浜名湖周辺では、うなぎ料理の店も多いです。
東京と大阪のほぼ中間という土地柄のせいか、関東の背開きと関西の腹開き、両方が混在しています。(やや関東風が多いのかなぁ)
また、調理方法も途中で蒸す関東風(ふわふわと柔らかくなる)と蒸さない関西風(身の食感がしっかりして油がのっている、皮がパリパリ)の両方のお店があります。
背開き(関東風)で関西風の調理方法とかもあったりと、滅茶苦茶になっている感じもします・・・
個人的には美味しいうなぎだったら関西風の調理方法の方が味がわかっていいと思います。
ただ、関西風のお店に連れて行ったら、柔らかくないから美味しくない!とか、逆のパターンで関東風の店でこんな柔らかい物食べられるか!みたいな事をたまに言われることもあるのがちょっと嫌。。。(ここまでハッキリとは言われなかったけど・・・)
大切なお客さんと食事する事があったら、関東風と関西風どっちが好みか聞いてからお店の選択をした方が良いですよ。
ちなみに良く宣伝文句として見かける「浜名湖産うなぎ」の定義ですが、
浜名湖周辺の川で採捕されたシラスウナギを、浜名湖地区の養殖池に入れ養殖したものです。
浜名湖うなぎとして売られていたうなぎ蒲焼きのうなぎのDNAを調べたら、海外で捕れる品種が多かったなどという笑えない話もあるようです。

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土用丑の日も終わり、ほっと一息状態の鰻業界ー。
これから、各地では業界関係者が日頃の感謝を込め、
鰻の供養祭を行います。
ここは愛知県豊橋市・楽法寺。
地元の鰻養殖業者さん、鰻問屋さんらが集まり、
住職の読経のもと、焼香します。そのあとは、
豊橋港で鰻の放流が行われました。
なお、こちらは、浜名湖近辺の鰻関係者が静岡県・浜名湖弁天島に集い、同じく鰻供養を行いました。魚藍観音を前に。。。地元のテレビ局も毎年、来ています。ここも放流を行うのですが、近所の小学生ぐらいの”お子様”が
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