浜名湖花博の跡地利用
◇「フラワーパークと競合しないよう」
浜松市の木本陽三助役は29日、県の鈴木雅近副知事を訪ね、浜名湖花博閉幕後の会場跡地の利用に関する要望書を手渡した。跡地に建設される都市公園について、入場者の減少に悩む「はままつフラワーパーク」(同市舘山寺町)と競合しないよう配慮を求めた。
跡地は県有地で、東側34ヘクタールと西側22ヘクタールに分けて活用を検討しており、東側には05年度に県営の都市公園「浜名湖ガーデンパーク」を開園させることが決まっている。だが、課題は同じ園芸テーマパークで市が出資するフラワーパークとの共存共栄で、同パークは今年度末までに約3億円の資金不足が生じるため、市が1億円を補助することを決めている。
要望書は、ガーデンパークを入場無料の公共施設として市民が気楽に散策できるように整備することを求める一方、フラワーパークと花の品種や開花時期を変えるなど施設同士の「すみわけ」の必要性を強調した。鈴木副知事は「要望を反映できるよう最大限努力したい」と答えた。【鈴木梢】(毎日新聞)
浜名湖ガーデンパーク整備(閉幕後の公園整備の基本的な考え方)
浜名湖ガーデンパークの整備方針 (1) 浜名湖に調和した美しい水辺・緑地景観を有し、多彩なレクリエーションの場を整備する。 (2) 浜名湖花博の資産を活かし、豊かな暮らしの創造に役立つ体験・学習等の場を整備する。 (3) 産業・文化の振興や県民交流、地域コミュニティの活性化に役立つ、県民、事業者及びNPO等の参画・協働の場を整備する。※ 整備方針に基づく具体的な展開
1・ 浜名湖の眺望や四季折々の花木をはじめ、朝夕の変化に富む陽光、風の音や鳥のさえずり等、恵まれた自然景観を五感で楽しめる場を整備する。
2・ 散策、軽スポーツ、ピクニック、観察、催事・集会等ができる場を整備する。
・浜名湖水辺レクリエーション区域、展望塔、屋外ステージ、サイクリングロード等
3・ 建物や植物、プログラム、人的ネットワーク、情報・ノウハウ等が活用できる場を整備する。
4・ 環境やユニバーサルデザイン等の総合学習の場、園芸、庭園等の歴史・技術・文化等を体験したり学べる場を整備する。
・モネの庭、国際庭園区域、百華園、花木園区域、体験学習館、展示ホール等
5・ 地域産業(音・花・花緑・繊維・機械・観光・花木・造園等)や文化の振興に役立つ場を整備する。
6・ 組織・団体などの交流、国内・国際交流などに貢献する場を整備する。
7・ 3、4、5、6を介して、公園の管理運営に県民、事業者、NPO等が参加する場を整備する。
・屋外ステージ、ユニバーサルデザイン、中央広場等
今の浜名湖花博会場の雰囲気を残したまま無料の公園になるなら嬉しいですね。
会場の駐車場の入り口にも浜名湖ガーデンパークの名前は最初から入っていたし、跡地利用案で公園になるのはわかっていたのですが、どんな公園になるのかイマイチわからなかったのでちょっと不安でした。
家からも近いし、良い散歩場所になりそうです。
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