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カテゴリー「鳥インフルエンザ関連」の32件の記事

January 26, 2011

愛知県豊橋市でも鳥インフルエンザ

宮崎県、鹿児島県に続き、愛知県でも鳥インフルエンザが発生しました。

昨年、うずらの鳥インフルエンザでこっぴどくやられた豊橋市です。

のんほいパークという動植物園があるところの近くだそうですので、公園に渡ってきた水鳥が鳥インフルエンザを運んできた可能性もありそうです。

九州では、鳥インフルエンザ対策として有効と言われていたウインドレスの鶏舎でも発生していますので、養鶏に関わる方は気が気じゃないでしょうね。。。

今年の冬は、卵や鶏肉がもともと高めの基準だった所に、卵や鶏肉の全国トップクラスの産地が一気にやられたので、今後の価格推移も心配です。

March 25, 2010

豊橋市うずらの鶏インフルエンザから1年経ち

いつの間にやら、豊橋市うずらの鶏インフルエンザから1年経ちました。

4月頃から新型インフルエンザの話題にすっかり埋もれて陰が薄くなってしまいましたが・・・

一度に160万羽近くのウズラが殺処分された影響は今でも強く残っています。

一時は品不足で注文しても売らないよと言われることも有ったという、うずら卵ですが今度は売りたくても売れなくなったそうです。

品不足となったときに、市場価格が一気に上昇したのですが、そんなに高い値段なら他の物を買うわとお客が離れてしまったことが一つ、後は最繁忙期に併せて導入するヒヨコを慌てて入れてしまったため、あまりウズラ玉子の需要が無い時期に一杯産むピークが来てしまった事があげられます。
その結果、需要<供給となり、市場価格が以前より低い位に下がっても販売が伸びないという悪循環に陥ってしまいました。

同じようなことはニワトリで鶏インフルエンザが発生した時にも起きているのですが、鶏卵はスーパーに生卵として売れなくても、割って液卵として業務用に売ったり、それを冷凍して年末のケーキなどで需要が増えるときに売るという方法がありましたが、ウズラ卵ってソバなどに生卵としてつける、おでんなどのゆで卵、うずら卵のフライなどにしか使い道が無いのが苦しいですね。

March 30, 2009

豊橋の鳥インフルエンザ殺処分は160万羽

豊橋のうずら農家で発見された鳥インフルエンザ問題ですが、H7亜型の鳥インフルエンザウイルス抗体陽性となった農場で殺処分が決定しました。

これまで殺処分されたうずらを含めると、160万羽近くとなります。

豊橋周辺で飼育されている羽数は300~500万羽と言われていましたので、半数から1/3近くが消えた事になります。

当初はH7亜型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたうずら農家で殺処分を行っていましたが、予想外に汚染範囲が広かった為か、過去に感染した事があると出来る抗体だけでも、H7型であると判明したら殺処分の方向性になっています。(ただしこれは処分命令ではなく、防疫指針に基づき疑似患畜としての殺処分か、厳格な飼養衛生管理を実施しつつ経営を続ける農場監視プログラムを選択できますが、殺処分を選ぶ事が多いようです。)
一応一羽につき、数百円の保証金のようなものが出るようなのですが、俺のうずらは良いうずらだから高いんだとか言い出す人が現れると金額の調整などが難航しそうですね。

さらに心配なのが、うずら卵の不足です。
卵を産み始めるまで5ヶ月近くかかるニワトリと違って、1ヶ月半程度で卵を産むようになるウズラですが、さすがに一度にこれだけの数が減ってしまうと、なかなかもとの数まで戻らないでしょうね。
年内は高い水準で相場が動くのかな??
殺処分を選んで保証金を受け取った方の中からは、これを機会に廃業を考えるところもありそうですし・・・
そうじゃなくても、飼料の高騰などを理由として辞めていく農家さんも多かったので心配ですね。

鳥インフルエンザに関する情報|愛知県


February 28, 2009

愛知の鳥インフルエンザは弱毒性

愛知の鳥インフルエンザは弱毒性であるとの発表が農林水産省から有りました。

家畜伝染病予防法に基づき、半径10キロ以内を移動制限区域としていましたが緩和され、
半径5キロ以内が移動制限区域となります。

本当にこれ以上騒ぎが広がらなければ良いのですが・・・

February 27, 2009

愛知県豊橋市のうずら農家で鳥インフルエンザ

愛知県豊橋市のうずら農家で鳥インフルエンザが検出されたとのニュースが入ってきました。

愛知県における高病原性鳥インフルエンザの発生について(農林水産省プレスリリース)

要点をまとめると、
愛知県豊橋市南大清水町、採卵用うずら飼養農場(飼養羽数:約32万羽)
H7亜型のA型インフルエンザであることが確認
(ア)当該農場における飼養家きんの殺処分
(イ)当該農場の消毒
(ウ)当該農場の周辺農場における移動制限(半径10Km以内に65戸、約406万羽)
等の必要な防疫措置を実施する。
との事です。

豊橋市は養鶉(ようじゅん)が非常に盛んな場所で、うずらの飼育数は日本一ですが・・・

うずらの餌となる飼料の価格上昇などで農家さんは、非常に厳しい経営をせまられているのが実態です。
飼料を売っていたメーカーも倒産とかしているようですし・・・(関連会社にPB頼んでいたメーカーも困っているようですが)
なかなか、明るい光が見えてこない中での今回の鳥インフルエンザの発生・・・
ウインドレス化など鶏舎の近代化、出入りする車両の消毒などを行い、鳥インフルエンザ対策を徹底してきた養鶏と較べると、ちょっと鳥インフルエンザに対する取り組みが甘かったのかな?と今になって思いますが、うずら農家大丈夫かな?と非常に心配しています。
うずらの雛を孵したり、育てるところなどを見学させて貰ったこともあるので、今後、風評被害などに巻き込まれない事を祈っています。

追加
うずら以外に、ニワトリやアイガモなども移動禁止対象となっているようです。
また、弱毒性と断定されれば移動制限が半径5キロに緩和されるようです。
被害が増えない事を祈るばかりですね。

ちなみに、卵や鶏肉を食べても鳥インフルエンザには感染しないと言われていますので、必要以上に不安がって、うずら卵を食べるのを止めたり、愛知県産の卵や肉を避ける必要はありませんので安心してください。
鳥インフルエンザに対して厳しい対応を取っているのは、鳥インフルエンザがヒトに感染する能力を持った新型インフルエンザに変異するのを未然に防ぐのが目的です。

January 15, 2007

鳥インフルエンザ報道に疑問を感じる

宮崎県で鳥インフルエンザの発生が確認され、テレビなどの報道が増えました。

自分は普段全くテレビや新聞は見ず、ネットで情報を集めているのですが、鳥インフルエンザのニュースが気になってチラチラと見ていました。

が、鳥インフルエンザは危ない!!と煽りすぎな気がします。

農林水産省ではプレスリリースにワザワザ注意書きを載せていますが、きちんと配慮しているとは思えませんでした。

【報道機関へのお願い】
現場での取材は、本病のまん延を引き起こすおそれもあることから、厳に慎むようお願します。
今後とも、本病に関する情報提供に努めますので、生産者等の関係者や消費者が根拠のない噂などにより混乱することがないよう、ご協力をお願いします。
鶏卵、鶏肉を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染することは世界的にも報告されていません。

例えば、読売新聞の宮崎の鳥インフル、県が養鶏場で防疫措置を開始という記事、どんな考えでこの写真を撮ったのか判りませんが、防護服を着て作業を行っている宮崎県の職員さんを載せています。
コレって現場での取材ですよね。コレが報道の自由ってやつでしょうか?
普段見慣れない防護服の写真はそれだけで刺激的で目をひきます。いくら鶏卵、鶏肉を食べて感染しないと説明をしても、この写真の前には無力です。

学校給食で宮崎県産を使用しないとか、「清武町産ではない」「清武町から40~50キロ離れています」と表示していたスーパーがあったとか、風評被害全開ですね。

狂牛病や食中毒などのようにヒトが食べて危害がおよぶ可能性があるのなら仕方ないのですが、根拠もなく、不安だから使わない、食べたくないという考えが広まっているように感じます。

本当にもう少し何とかならないんでしょうか?

January 12, 2007

宮崎県で鳥インフルエンザか?

宮崎県で鳥インフルエンザが発生かと注目されています。

国内における高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例の発生について(農林水産省)

1月10日及び11日に約750羽の死亡を確認という情報だけですが、高病原性鳥インフルエンザの可能性が考えられます。

肉用種鶏の鶏舎さんのようです。

農水省は、当該の養鶏場で現在飼っている鶏の出荷はこれまでないため、感染が広まっている可能性は低いと考えているようですが、鶏舎が多い地域ですし大丈夫か心配ですね。

November 16, 2005

鳥インフルエンザはバイオテロ?

鳥インフルエンザ対策への取り組み

これまでの調査結果から今回のウイルス(H5N2型)は中米のグアテマラ株であることが判明しており、中米から渡り鳥が飛来する可能性が低いことから、ワクチンやウイルスのバイオテロの可能性も考えられます。(イセ食品)

当初は「バイオテロの可能性が高いと考えられる」という記載だったようですが変更されたようです。

でもバイオテロって・・・

バイオテロ(bioterrorism)=ウイルスや細菌、真菌等、ヒトに害を及ぼす病原体、及びそこからの毒素等を用い、無差別に大量のヒトを殺傷しようとする行為

弱毒性の鳥インフルエンザを鶏に感染させてもテロとは言わないでしょ。
どちらかというと会社に恨みがある者の犯行の方が可能性があるような・・・
でも、抗体だけじゃなく、ウイルスも検出されたようで、違法ワクチンの可能性は減ったのかな?

November 15, 2005

イセファーム美野里農場で、H5型の鳥インフルエンザウイルスを検出

監視状態の養鶏場で鳥インフルエンザウイルス検出

茨城県は14日、同県美野里町の養鶏場「イセファーム美野里農場」で、H5型の鳥インフルエンザウイルスを検出したと発表した。

 県は、美野里農場の全9鶏舎約77万羽のうち、ウイルスが検出された1鶏舎の約8万羽を処分する。県内でのウイルス陽性は、今月8日の小川町の養鶏場以来9例目。

 美野里農場では今年8月、ウイルス感染歴を示す抗体陽性反応が出たが、農林水産省はこの養鶏場は密閉型鶏舎だとして鶏を処分せず、卵を出荷しながら2週間に1回ウイルス検査を行う監視状態とした。10日の検査でウイルスが検出された。県内の同種の監視養鶏場8か所(約334万羽)で、ウイルスが見つかったのは初めて。

 県畜産課は「鶏の移動は制限されており、ウイルスが新たに外部から侵入したとは考えにくい。鶏舎内に存在し、これまでたまたま検出されなかったのではないか」とみている。
(読売新聞)

たまたま検出されなかった・・・って、そんな対応でOKなのか?鳥インフルエンザ対策
ウインドレスの鶏舎で抗体陽性の場合は、鶏の処分はしないと突然決まって今回それが適用された農場だったのですが、この取って付けたような対策の効果に疑問が残る結果となりました。

 

October 19, 2005

WHO事務局長が人の間で新型インフルエンザ大流行が「起きる」と断言

「大流行起きる」とWHO 新型インフルエンザ(共同通信)

世界保健機関(WHO)の李鍾郁事務局長は17日、ジュネーブでの講演で、人の間での新型インフルエンザ大流行が「起きる」と断言、発生源は「鳥インフルエンザの大発生が続く東南アジアのどこかになる」との見解を示した。  李事務局長は「いつとは言えないが、新型ウイルスはいつ出現してもおかしくない」と指摘、「(毒性の強い)鳥インフルエンザのH5N1型ウイルスが変異して、人から人に感染するようになる可能性が最も高いと考えられる」と述べた。  事務局長はまた、世界各国が感染抑制プランを策定し、大流行発生に迅速に対応できる態勢を整えることが必要で、有効なワクチンを短期間に大量生産できる方策を検討すべきだと訴えた。

ギリシャ、離島で鳥インフルエンザ感染のシチメンチョウを発見(ロイター)

ギリシャは、エーゲ海の離島にある農場で鳥インフルエンザに感染したシチメンチョウを発見し、現在そのウイルスが病原性の高い型かどうか検査を行っていると明らかにした。
 高病原性のH5N1型ウイルスは、これまでに隣国トルコとルーマニアで見つかり、両国で数千羽の家禽が処分されている。
 欧州では、まだ人体への感染は報告されていない。
 ギリシャ農業開発省は、H5型の抗体に陽性反応を示したシチメンチョウの組織について「分析の正しさを確認する」ためにさらなる検査を行う、としている。
 感染したシチメンチョウが見つかったのは、キオス島の沖にある島で20羽程度のシチメンチョウを飼育する小規模な農場。バシアコス農業開発・食糧相は、この農場のある人口約400人の村を隔離すると述べた。

ロシュ、他社への「タミフル」製造ライセンス供与を検討(ロイター)

鳥インフルエンザのウイルスが欧州で検出されたことを受け、抗インフルエンザ薬「タミフル」の生産拡大を強く求められていたスイスの医薬品大手ロシュは18日、同薬の製造ライセンスを他の企業に供与することを検討すると明らかにした。

鳥インフルエンザ(H5N1型)がヨーロッパ上陸です。
ここまで広がってくると鶏卵、鶏肉の食品としての安全性がどうのこうのという問題ではなく、大量の死者が出ると予想されている人の新型インフルエンザの発生源になる可能性が高いと言われているH5N1型の感染を抑え、広がらないようにし、ウイルスが変異する可能性をどこまで減らせるのかが焦点になってきています。