出荷制限のほうれん草を販売
パルシステム生活協同組合連合会が、出荷制限対象となっていた千葉県産のほうれん草を販売していたことが判明しました。
千葉県多古町産のホウレンソウ計74束を、千葉、埼玉、群馬の3県の組合員70人に販売。
そのうち36束は消費済み。
回収したほうれん草から、検出された放射性ヨウ素131は70ベクレル、放射性セシウムは28ベクレル
イオンのサンチュは県の出荷自粛要請を、市と業者が守らなかった形でしたが、今回のほうれん草は、国の出荷制限がかかっていましたので、国が食品衛生法に定めている暫定規制値を下回っていることを検査で確認したとしても、食品衛生法違反(第六条 次に掲げる食品又は添加物は、これを販売し(不特定又は多数の者に授与する販売以外の場合を含む。以下同じ。)、又は販売の用に供するために、採取し、製造し、輸入し、加工し、使用し、調理し、貯蔵し、若しくは陳列してはならない。二 有毒な、若しくは有害な物質が含まれ、若しくは付着し、又はこれらの疑いがあるもの。ただし、人の健康を損なうおそれがない場合として厚生労働大臣が定める場合においては、この限りでない。 )となる可能性もありそうです。(保健所などがどのような対応をするのかわかりませんが・・・本当に口頭で厳重注意だけで終わりなのかな?)
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