July 2016
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

« フィリピンで鳥インフルエンザ | Main | 国産として販売のウナギに台湾産、合成抗菌剤も・・・ »

July 09, 2005

鳥インフルエンザを中国の渡り鳥が拡散させる?

<鳥インフルエンザ>中国の渡り鳥が拡散、科学誌が注意促す

 病原性の強い鳥インフルエンザウイルス「H5N1型」に感染した中国の渡り鳥が、この秋にも世界各地へ飛んでウイルスを広げる可能性があるとして、英「ネイチャー」と米「サイエンス」(電子版)の二つの科学誌が注意を促す論文を7日、掲載した。中国西部で最近、このウイルスが渡り鳥の間で流行していたことが確認されたため。ウイルスはマウスへの感染実験で高い病原性を示しており、人間にも同様の可能性があるという。  ネイチャーには米と香港の合同チームが、サイエンスには中国のチームが論文を発表した。  両論文によると、ガンやカモメなどの渡り鳥が多く集まる繁殖地、中国西部の青海湖で、4月30日に流行が確認された。5月20日までに1500羽が死んだ。  ガンなどがこのウイルスに感染した例は過去にもあったが、ほとんどが養鶏場の近くなどに限られ、鶏などから移ったとも考えられた。渡り鳥の間での流行は確認されていなかった。  またこれまで、野生の水鳥は抵抗力が強く、H5N1型ウイルスに感染しても発病しないと考えられていた。  今回のウイルスの遺伝子を調べると、二つの異なるH5N1型ウイルスの遺伝子が混ざり合ってできた、新しいウイルスだと分かった。  ネイチャーの論文は、ウイルスが、感染しても発病しない鳥に運ばれる可能性を指摘。「9月には渡り鳥がミャンマーやインドへ南下する。渡りの道筋に沿って欧州まで広がることもあり得る」と訴える。  サイエンスの論文も「世界的脅威になる可能性がある。青海湖は東南アジア、シベリア、豪州から渡り鳥が集まる場所だからだ」と結論づけている。  鳥取大の大槻公一教授(獣医微生物学)は「ウイルスは増殖するたびに形を変える。水鳥が大量に死んだ珍しいケースで、病原性が非常に高いといえるだろう。日本も警戒する必要がある」と話している。  「H5N1」は昨年、京都など4カ所で発生した鳥インフルエンザと同じ型。ベトナムやタイなどでは人間にも感染し死者も出ている。ただ、青海湖のウイルスは、ベトナムなどのウイルスとは異なるという。【下桐実雅子】 (毎日新聞)
以前から渡り鳥によって鳥インフルエンザが広まる可能性は指摘されていましたが、水鳥の中で感染が起こったこと、新しいウイルスが発生していることなど、新しく判明した事が色々あります。

« フィリピンで鳥インフルエンザ | Main | 国産として販売のウナギに台湾産、合成抗菌剤も・・・ »

鳥インフルエンザ関連」カテゴリの記事

Comments

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

(Not displayed with comment.)

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 鳥インフルエンザを中国の渡り鳥が拡散させる?:

» 自衛隊戦闘機、スクランブル発進が急増 [脳内新聞(ブログ版)]
 平成15年度上半期、航空自衛隊の領空侵犯早期警戒システムによる戦闘機のスクランブル発進の回数が、去年の20倍にも及ぶことが航空自衛隊実働報告白書から明らかになった。 [Read More]

» ウィルスの脅威、研究者からの警告 [TIME ガイダンス-choibiki's BLOG-ホンモノで学ぶ、英語を学ぶきっかけ探し]
A Wing and A Prayer 鳥インフルエンザH5N1型ウイルス。国連は、その対策の世界的なキャンペーンに乗り出すことになりました。―Reuters― このままだと、1億人を優に越える人々の命が失われるのだそうです。中国南部で発生した新型肺炎SARS(Severe Acute Respiratory Syndrome)とも混同しがちですが、それぞれまったく異なる病気として、人類を脅かす存在になっています。もはや一刻の猶予も許されない状況です。タイム誌は、研究者としてこの事態の対処... [Read More]

« フィリピンで鳥インフルエンザ | Main | 国産として販売のウナギに台湾産、合成抗菌剤も・・・ »