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June 27, 2005

茨城で鳥インフルエンザ

<鳥インフルエンザ>茨城で死んだ鶏からウイルス検出

 農林水産省と茨城県は26日、同県水海道市の採卵養鶏場「アレバメントカントウ」で死んだ鶏から、国内初のH5N2型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。国内での鳥インフルエンザは、昨年、山口、大分、京都の3府県4カ所で、毒性や感染力の強いH5N1型ウイルスによるものが発生して以来。今回見つかったのはH5N2型の中でも毒性が弱いもので、強毒タイプへ変異する可能性もあるという。現在のところ、従業員や家族に健康上の問題は出ていない。周辺の養鶏場でも異状は確認されていない。【中田純平】  県は家畜伝染病予防法などに基づいて、「アレバメントカントウ」で飼育している鶏2万5300羽の殺処分を決定するとともに、半径5キロ以内の水海道市と坂東市の養鶏場17カ所に、鶏や卵の移動制限を命じた。殺処分は27日朝から始める。また、27日に対策本部を設置する。同養鶏場は、東京都内と埼玉県内に鶏卵を毎日約1万8000個出荷しているという。  県によると、同養鶏場では今年4~6月に、飼育している鶏約2万5300羽のうち804羽が死んだ。1カ月間で最大300羽程度が死んだという。5月下旬には、通常は約9割ある産卵率が3~4割にまで下がったため、同月23日に熊本県の民間薬品会社にサンプルを送って検査したところ、鳥インフルエンザの陽性反応が出た。更に動物衛生研究所(茨城県つくば市)で精密検査をした結果、H5N2型と分かった。今後、感染ルートの確認を進める。  県によると、今回程度の数の鶏が死ぬことは、ストレスや温度変化で起きるとされている。業者は「当初、寄生虫駆除の殺虫剤がえさに紛れ込んだのが原因ではないかと思った」と話している。判明が遅れたことについて、森田稔・茨城県農林水産部長は「山口や京都の例のように1日の死亡率が高くなかった。産卵率低下もいろんな病気で出てくるため、業者も薬品会社もインフルエンザとは想定していなかったようだ」などと釈明している。  H5N2型鳥インフルエンザは83年に米国で流行し、鶏と七面鳥計約1700万羽が死んだり、殺処分されたことがある。その後は94年にメキシコで、97年にイタリアで確認されたものの大きな被害には至っていない。  鳥インフルエンザのH5N1型などは、生きた鶏と密接に接触した人間に感染することがあると分かっているが、鶏肉や鶏卵を食べたことで感染した例はないといわれている。       ◇  採卵養鶏場「アレバメントカントウ」には、作業着を着た県職員が26日午後6時ごろ到着し、関係者からの事情聴取を始めた。  養鶏場の従業員(60)によると、経営者は先代から30年以上養鶏業を営んでおり、約10年前に、同市内の別の場所から今の場所に移ってきたという。別の女性従業員は「近くでは、大手を含む3社が養鶏場を経営しているが、病気という話は聞いたことがない」と不安そうな表情で話した。  経営者の家族は「うちでは2万羽ほどしか飼育しておらず、病気ということになれば、死活問題だ」と青ざめていた。【河部修志、中田純平】  ◇「弱毒性」でも「強毒性」に変化した例も=解説  農林水産省によると、今回のH5N2型が人間に感染した例はなく、農場の従業員らにも異常は出ていない。当面、人間の健康を心配する必要はなさそうだ。  インフルエンザウイルスは、ウイルスの表面にあるトゲの形で分けられる。昨年、京都など国内4カ所で流行したのはH5N1型だ。H5N2には、鳥の死亡率が高い「強毒性」タイプと、羽が抜けるなど軽い症状が主な「弱毒性」タイプがある。動物衛生研究所は、遺伝子検査の結果、今回のウイルスを「弱毒性」と判定した。  喜田宏・北海道大教授は「現状では感染力は弱く、人への影響も心配ない」と話す。山内一也・東京大名誉教授(ウイルス学)も「H5N2型は毒性が強くなる可能性はあるが、人への感染が報告されたことはない。日本では卵や鶏肉の洗浄・消毒がされており、全く心配はない」と言う。  今回は約800羽の鶏が死んだが、死因がインフルエンザかは未確認だ。他の原因でもこの程度の数は死ぬことがある。  ただ、弱毒性のウイルスでも、流行中に強毒性に変化した例がある。県が農場の鶏をすべて殺処分するのは、こうした事態を未然に防ぐためだ。  一方、感染経路はまだ不明だ。喜田教授は「経路としては、鶏舎に入る人間や、飼料などが考えられる。他の農場でも、同型のウイルスが流行している可能性がある。鶏に異常が出たらインフルエンザを疑い、普段から検査をする必要がある」と話している。【高木昭午、中村牧生】 (毎日新聞)


茨城の養鶏場で鳥インフルエンザ…2万5千羽処分へ

鳥インフルエンザの発生が確認された茨城県水海道市の養鶏場(26日、読売ヘリから)
 
 農水省と茨城県は26日、同県水海道市の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたと発表した。国内では昨年、山口、大分、京都の各府県で見つかっており、今回で5例目。

 鶏卵や鶏肉を食べて鳥インフルエンザに感染した例は世界的に一件も報告されておらず、同省は「出荷された鶏卵による人間の健康への影響は、考えにくい」としている。茨城県は同日、半径5キロを移動制限区域とし、鶏卵や鶏肉の移動を禁止した。また、発生した養鶏場の鶏約2万5000羽の処分を命じる方針。

 同省などによると、今回見つかったウイルスは、昨年見つかった「H5N1型」とは異なる「H5N2型」で、日本で確認されたのは初めて。同省は「病原性の弱いタイプとみられ、他の地域へ拡散した可能性は低い」としている。

 鳥インフルエンザが確認されたのは、同市坂手町にある「アレバメントカントウ」(宮本秀源社長)の養鶏場。同養鶏場では約2万5000羽を飼育しているが、今年4月から産卵率が低下し、6月までに約800羽が死んだ。5月下旬に民間機関に検査を依頼したところ、6月24日に鳥インフルエンザを疑わせる結果が出た。動物衛生研究所(茨城県つくば市)が検査した結果、26日にH5N2型と確認された。

 同養鶏場からは、4~6月にも鶏卵が出荷されていたが、農水省は、鶏卵を食べたとしても健康に問題が生じるとは考えにくいとしている。

 茨城県は26日、同養鶏場から半径5キロ以内の計17か所の養鶏場に対し、鶏にウイルスが感染していないことが確認されるまで、鶏肉と鶏卵の移動を禁止した。25日の県の立ち入り調査では、10養鶏場で感染を疑わせる臨床症状はみられなかった。
(読売新聞)

今年は今まで発生が無かった鳥インフルエンザですが、鳥インフルエンザの感染が確認されました。
今後、どのような影響が出るのかハッキリしませんが、更なる調査結果を知りたいですね。

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Comments

 人間に害は無いなら,処分しなくていいんじゃないの?
大体私,普通に茨城県産の食べてますし。
ちょっと言いすぎじゃん?

確かに、鶏卵は物価の優等生だし、
鶏肉もそう高くはありませんもんね?
日本の養鶏農家も大変ですよね。
それはそうと、ポジティブリストが施行されるとドリフトや農地汚染による違反が続出するんだろうな~。農家の人もこれから頭が痛くなるんでしょうね。
まあ。消費者としては、安心できるわけだけれど。

鳥インフルエンザは家畜伝染病なので、発生した場合には感染拡大防止のため、殺処分、焼却又は埋却、消毒等のまん延防止措置が実施されますので感染のあった養鶏場の鶏肉が市場に出回ることは無いと思います。
周辺の養鶏場の鶏肉や鶏卵は移動の禁止なので、鳥インフルエンザに感染していない事が確認され移動制限区域が解除されれば販売する事が出来ます。
実際に昨年の鳥インフルエンザの時は、移動制限区域にあった養鶏場の卵が安く売られていましたが、なかなか買い手が付かなかったようです。(移動制限の期間が長かったので産卵から日数が経っていたうえ、量も多かったみたいです。)
アメリカの牛肉よりは安全な気がしますが、安くして売れるかなぁ?流通コストとか考えるとかえって赤字になりそうな気もしますね。

鶏肉や鶏卵が安全と言うのなら、
なぜ処分するのかな?
安価に販売してもよさそうなものなのに?

少なくても現状で輸入再開する牛肉や、メキシコから輸入しているモツよりも安全?

確かに、買い出しに行くとき事故に会う
確率よりは安全なんだろう。。。

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