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April 13, 2005

貝類の産地表示の適正化の推進を要請

アサリ産地偽装適正化推進要請 農水省

 北朝鮮産アサリが国内産と偽って出回っている問題で、農水省は十二日、全国漁業協同組合連合会や全国中央卸売市場協会、日本スーパーマーケット協会など十九の生産・流通・小売りの関係団体と都道府県に対して、貝類の原産地表示の適正化を推進するよう文書で要請した。  文書は原産地表示について「国産品は水域名または都道府県名の表示が、輸入品は原産国名の表示が義務付けられている」と説明し、「アサリの表示実態調査を行ったところ、不適切な事例が確認されており、消費者の信頼を揺るがしかねない」などと指摘。「法令順守の意識の浸透を」と呼びかけている。  この問題をめぐっては農水省は一月中旬から全国調査に乗り出し、今月一日には、不正表示をしていたとして福岡市の輸入業者と佐賀市の小売業者の業者名を公表し、改善を指示している。 (西日本新聞)

貝類の原産地表示の適正化の推進について

貝類の原産地表示の適正化の推進について
 このことについて、下記のとおり文書を発出しましたのでお知らせします。

件名 貝類の原産地表示の適正化の推進について
発出者 農林水産省消費・安全局表示・規格課長、同総合食料局流通課長、水産庁漁政部企画課長、同漁政部加工流通課長
発出先 全国漁業協同組合連合会代表理事会長、社団法人日本水産物貿易協会会長、全国中央卸売市場協会会長、全国卸売市場対策協議会世話人総代、全国公設地方卸売市場協議会会長、全国第3セクター市場連絡協議会会長、社団法人全国中央市場水産卸協会会長、全国魚卸売市場連合会会長、全国水産物卸組合連合会会長、全国水産物商業協同組合連合会会長、日本チェーンストア協会会長、日本スーパーマーケット協会会長、日本百貨店協会会長、社団法人日本セルフ・サービス協会会長、社団法人全国スーパーマーケット協会理事長、社団法人日本フランチャイズチェーン協会会長、社団法人日本ボランタリーチェーン協会会長、全日本スーパーギルド商業協同組合連合会会長、全日食チェーン商業協同組合連合会会長、47都道府県水産担当
発出年月日 平成17年4月12日
内容等 別添のとおり
(農林水産省プレスリリース)

別添

貝類の原産地表示の適正化の推進について

 日頃より、水産物の適正表示の推進に御協力いただき感謝申し上げます。
さて、生鮮水産物につきましては、御承知のとおり、農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(昭和25年法律第175号。以下「JAS法」という。)第19条の8第1項に基づき定められた生鮮食品品質表示基準(平成12年3月31日農林水産省告示第514号)により、小売販売業者及び流通業者等に対し、国産品にあっては水域名又は主たる養殖場が属する都道府県名の表示が、輸入品にあっては原産国名の表示が義務付けられています(参考1[PDF]参照)。
 今般、小売店及び中間流通業者等のアサリ取扱業者を対象にアサリの表示実態調査を行ったところ、原産地を誤った表示方法で表示していた事例、原産地を表示して伝達することなく口頭でのみ伝達している事例、根拠に基づかない原産地名を表示していた事例等の不適正な事例が確認されており、これらの行為はJAS法の規定に違反するのみならず、貝類を始めとする食品の表示に対する消費者の信頼を揺るがしかねないものであり、非常に残念な事態と言わざるを得ません。
 アサリの原産地表示については、国産のものについては採捕された地域を、輸入されたものについては採捕された国を原産地として表示する必要があります。
 また、輸入したアサリを国内で2,3か月蓄養しても国内の生育期間より外国での採捕前の生育期間の方が明らかに長いことから、原産地表示の基本的な考え方によれば、輸入前に採捕された国が原産国となります(参考2[PDF]参照)。改正JAS法Q&Aにおいても、輸入したアサリを国内で蓄養した場合に、原産地は輸出国となることが明記されております(参考3[PDF]参照)。
 食品表示は、消費者が商品選択を行う際のよりどころとなるものであり、消費者のし好に合わせて食品の種類が増え、生産・流通も広域化している現状を踏まえれば、食品事業者自らが適正な表示に取り組むことはますます重要になってきております。
 農林水産省としては、今後とも、食品表示の監視・指導を徹底していくこととしておりますが、水産物の流通に携わる貴会[貴都道府県所管団体]におかれましても、貝類に係るJAS法を始めとする表示関係法令の内容について、今一度、会員に対し、周知徹底を行い、法令遵守の意識の浸透を徹底するとともに、卸売市場においては、「第8次卸売市場整備基本方針」(平成16年10月1日農林水産大臣策定・公表)に、原産地表示の徹底等により公正な取引を推進する旨明記されているとおり、今後、消費者に対する水産物の流通に関する情報の開示に積極的に取り組まれるよう、会員に対する特段の御指導をお願いいたします。
※別記3から10までのあて先にあっては、下線部分を追加。

農林水産省から出た文章は、別添と参考1~3を合わせて読んでもらうと、どこの部分が違反なのか判りやすいと思います。
貝類の産地表示の適正化と言っていますが、別添の文章からはアサリをターゲットにした要請だとわかります。
貝類では、カキも韓国産を国内産と産地偽装されている可能性が指摘されていますが、そっちにも力を入れて欲しいところです。

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