北朝鮮からの輸入が激減
農水省の常田享詳副大臣は7日、北朝鮮産アサリの今年2月の輸入量が原産地表示の厳格化などを背景に、前年同月の10分の1程度に激減していることを副大臣会議で報告した。ただ副大臣は「築地市場のアサリの価格は上昇してない」と指摘、今後の価格動向を注視していく考えを示した。 財務省の貿易統計によると、2月の北朝鮮産アサリの輸入量は約235トンと、前年同月比で91%の大幅減少。北朝鮮産を国産と偽装表示しているとの指摘を受け、農水省が1月以降、原産地表示の調査を開始したことから、業者が輸入を抑えたことが響いたとみられる。 (共同通信)
以前の記事北朝鮮産アサリを不正表示に出てきた福岡県魚市場(株)さんのホームページに● アサリの不適正表示に対する行政処置について を発見。
● アサリの不適正表示に対する行政処置について
農水省より弊社に対し、JAS法に基づく「生鮮食品品質表示基準に違反する原産地表示」をおこなったとして指導がありました件について、ご説明させていただきます。
指導がありましたのは、弊社が北朝鮮および中国から輸入したアサリ(原料ベース)を貝類専門問屋および貝類加工業者に販売する際、原産国名ではなく、「海州産」「南浦産」(北朝鮮の産地名)・「大連産」「丹東産」(中国の産地名)等、地域名のみを表示して販売をおこなっていたことに対する指導であります。
JAS法では国産品については水域または地域名(都道府県名)を表示し、輸入品については原産国名を表示するように定められておりますが、原産国が同じでも生産された地域によって品質が違い販売価格が異なるため、本来であれば原産国名と地域名を併記すべきところを、誤って地域名のみの表示としてしまったことが、今回の指導を受けた原因であります。
弊社としては、取扱商品が北朝鮮産あるいは中国産であることを隠すつもりは無く、弊社の広報誌には「北朝鮮(海州産・南浦産)、中国(大連産・丹東産)」のアサリを取り扱っていることも明記して取引先に配布しておりました。
尚、昨今の外交上のトラブルによる国民感情を考慮し、既に平成17年2月5日以降は北朝鮮産のアサリの取り扱いは停止しております。
今後、原産国名の記述漏れが発生しないよう、弊社が取り扱う全ての商品について確認をおこない、また内部チェック体制の構築に努めたいと思います。
今回の指導に伴い、JAS法違反の表示をおこなったことと、お騒がせした件につきまして、深くお詫び申し上げます。
平成17年4月4日
代表取締役 社長 境 章吾
福岡県のスーパーで熊本産として売られていた事に関する記述はないので、この文面からだとアサリを販売したスーパーが北朝鮮産と知りながら熊本産と表示して売ったって事なのでしょうか。
スーパーのホームページには、この件について何も書いてないので本当の所はどうだったのかわからないです。
あと、外交上のトラブルによる国民感情を考慮し取扱いをやめているとありますが、共同通信の記事にあるように農水省が産地確認の徹底を始めたからって理由の方があってるんじゃないかと思いました。
« 中国産加工食品に発がん性着色料 | Main | 貝類の産地表示の適正化の推進を要請 »
「アサリの産地偽装」カテゴリの記事
- 出雲産じゃなかった?アサリ業者に是正を指示(2005.11.10)
- 東北8業者がアサリの産地を不正表示(2005.05.31)
- 北朝鮮アサリの産地偽装で3社に是正指示(2005.04.22)
- 北朝鮮産アサリが国産になった過程が判明(2005.04.16)
- 貝類の産地表示の適正化の推進を要請(2005.04.13)
The comments to this entry are closed.
Comments