July 2016
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

« スーダンレッド1ってなんだろう | Main | 有機JASマークの偽装 »

April 14, 2005

米、食品安全委員会へ意見書

BSE検査除外 牛の月齢30カ月以下まで緩和を 米、食品安全委へ意見書

 米政府は十二日、日本国内のBSE(牛海綿状脳症)検査の見直しについて、検査対象から除外する牛の月齢を生後二十カ月以下から三十カ月以下に引き上げるよう求める意見書を内閣府の食品安全委員会に提出した。  同委員会のプリオン専門調査会は先月二十八日、現行の全頭検査を緩和し、生後二十カ月以下の牛を除外する答申案をまとめた。これについて同委員会は今月二十七日まで幅広く意見を募集し、それらを踏まえて最終的な答申を決める。  米政府の意見書は同委員会の意見募集に合わせたもので、その中で米政府は「検査対象の下限を国際的な慣例と調和するよう生後三十カ月に引き上げることを奨励する」と、BSE検査のさらなる緩和を求めている。  日本政府は、内外無差別の原則から、国内対策で生後二十カ月以下を検査から除外した場合、米国産牛肉についても生後二十カ月以下の牛肉に限って輸入を再開する方針としている。しかし、国際的には生後三十カ月で線引きするのが標準となっており、米政府は、日本国内の検査除外月齢を国際基準に引き上げさせることで、生後三十カ月以下の牛肉の貿易についても再開したい考えだ。 (産経新聞)

国際基準って何?と思って調べてみたら、国際獣疫事務局(OIE)の基準だそうです。
ただそのOIEの基準も5月ごろに緩和されそうな気配です。

政府、BSE国際基準緩和案に反対…米と新たな対立も

動物衛生の国際基準を定める国際獣疫事務局(OIE、本部・パリ)が、BSE(牛海綿状脳症)の国際安全基準の大幅緩和案を提案している問題で、農水省と厚生労働省は8日、専門家会合を開き、政府として反対する方針を正式に決めた。
 今後、OIEの緩和案を掲げ、米国産牛肉の全面的な輸入再開を迫る米国との間で、国際基準を巡る新たな対立に発展する可能性がある。
 OIE事務局が3月下旬に加盟167か国に提示した原案では、特定危険部位を取り除いた骨なし牛肉について、「どのような輸入条件も要求すべきでない」とした。
 また、脳や脊髄(せきずい)などの特定危険部位を除去する月齢も現行の12か月以上から30か月以上に大幅に緩和し、国別の感染危険度の区別も現行の5段階から3段階に簡素化するなど、安全基準を大幅に緩和する内容となっている。
 このため、8日の専門家会合では、「特定危険部位以外でも、BSEの原因となる異常プリオンが検出されるケースもある」など、OIE案に対する異論が相次いだ。
 OIEの基準はあくまで「目安」であり、5月後半のOIE総会で原案が承認されても拘束力はない。しかし、世界貿易機関(WTO)が、動物の検疫問題などに絡んで貿易紛争を処理する場合は、「OIE基準と照らして過剰な規制かどうか」が判断基準となる。原案通りになった場合、日本のBSE対策も国際的には「過剰な安全基準」と見なされる公算が高い。
 一方、米国は、OIEが策定する新たな「国際基準」を突破口に、日本側への圧力を強めている。3月19日に町村外相と会談したライス米国務長官は「国際基準による対応」を求めた。今月1日には、米国、カナダ、メキシコの3か国が、「特定危険部位が除去された牛肉は貿易制限の対象外とする」などとした3か国の統一基準をまとめ、OIEに採用を求める方針を発表した。
 日本と同時に米国産牛肉を輸入停止した台湾は、米国の要求に従って「生後30か月以下」で輸入を再開するなど、「対日包囲網が着々と築かれつつある」(農水省幹部)状況だ。(読売新聞)

この流れをみると、今後アメリカは、生後20ヶ月以下ではなく、30ヶ月以下での輸入再開を強く求めてきそうだなぁ。特に台湾という例が出来てしまったので、日本の対応も難しくなりそうです。

« スーダンレッド1ってなんだろう | Main | 有機JASマークの偽装 »

BSE関連」カテゴリの記事

Comments

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

(Not displayed with comment.)

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 米、食品安全委員会へ意見書:

» BSE審議の座長代理が辞意表明 食安委に疑問 [BSE&食と感染症 つぶやきブログ]
食安委は、税金の無駄遣いどころか国民の食の安全の害悪とならないように、「今後は、」ちゃんとやってほしいですね。というか、もうすでに、食安委が全然信用ならないのに、食の「安全・安心」などできるわけがない。良心を持った科学者として、あの場にいられないのは、傍聴者として本当に理解できますが、辞めるべき人間が間違っている。金子座長代理にはぜひお残りいただき、食安委を正していただきたい。... [Read More]

» 農水省:「BSEに感染した牛は、骨を取り除いても食肉処理の過程で肉が汚染される可能性がある」 [BSE&食と感染症 つぶやきブログ]
結局、「危険部位除去」だけでは、BSE対策の要にはなり得ないことがよくわかる記事をUPします。飼料管理がなっていない牛など食べられませんね。20ヶ月以下なら輸入OK、などと適当な回答を作成した「日米実務者会合?」のメンバー個人個人が責任を持って尻拭いをしていただきたいものです。罷免請求とかできないのかな? ■農水省:「BSEに感染した牛は、骨を取り除いても食肉処理の過程で肉が汚染される可能性がある」 農水省、OIEに牛肉輸入条件緩和�... [Read More]

« スーダンレッド1ってなんだろう | Main | 有機JASマークの偽装 »