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February 14, 2005

北朝鮮産あさりの産地偽装2

中国産アサリに「熊本産」 宮城・福島で流通、産地偽装の疑い

 中国から輸入されたアサリが「熊本産」と表示され、宮城、福島両県などの水産加工業者を通して販売されていることが10日、分かった。北朝鮮産についても同様に国内産として出回っている可能性が高く、農林水産省は産地偽装の疑いがあるとして、中国産、北朝鮮産の実態調査を進めている。
 JAS(日本農林規格)法は、出荷調整や砂抜きのため国内で一時蓄養した輸入貝類について「輸出国を産地と表示する」と定める一方、生鮮食品全般について「畜産物のように産地が複数にまたがる場合、飼育期間が最も長い飼養地を産地とする」と規定している。
 中国産、北朝鮮産アサリの輸入業者(山口県)は「国内での蓄養期間の方が輸出国での生育期間より長い」としており、農水省は流通ルートと合わせ「蓄養」の実態についても調べる方針だ。
 中国産アサリについて、宮城県内の業者は「原産地は中国と聞いているが、有明(熊本)で寝かせておいたというので、熊本産で販売している」と説明。「韓国産を韓国産と表示販売したこともあるが、安い国内産が参入してきたので売れなくなった。そこで熊本産に切り替えた」と話す。
 福島県内の業者は「アサリの殻は1カ月で蓄養場の環境に合う色に変わるので、元の産地が分からなくなる。産地の特定は無意味だ」と話しながらも、中国産を熊本産と表示し販売したという。
 一方、輸入水産物の流通に詳しい複数の関係者は「北朝鮮から輸入後、国内で蓄養されずに直接、各地の加工業者に運ばれ、国内産として売られるルートもある」と証言。「偽装の実態に農水省は厳しくメスを入れるべきだ」と指摘する。
 輸入アサリの仕入れ値は、国内の天然アサリに比べ、1キロ当たり100円程度安いとされ、産地のイメージに加え、価格差も国内産表示にこだわる要因とみられる。
 財務省貿易統計などによると、アサリの国別輸入量(2004年)は北朝鮮の約3万2000トンを筆頭に、中国の約1万2000トン、韓国の約9000トンの順に多い。国内の総生産量(03年)は約3万7000トン。
(河北新報)

「北」産のアサリ、不正表示多数 監視強める農水省

 北朝鮮産のアサリが、国産と表示されたり、原産国の表示がないまま販売されるなど、不適正なケースが多くあることが十一日、農林水産省の調査で分かった。業者の一部には、意図的に継続して偽装表示を繰り返している疑いがある。農水省は近く中間調査結果を公表する。「北」産のアサリをめぐっては拉致被害者と家族の支援組織「救う会」が不買運動を呼びかけており、農水省は最重点品目として調査を継続する方針だ。
 農水省は小売店や卸売業者など数百店を対象に、流通ルートをたどって表示通りの実態かどうかを集中的に調査。その結果、不適正表示が多数判明した。
 関係者によると、アサリは生育二年未満で消費されるが、北朝鮮産が一年程度たってから、国内の養殖場に移され、数カ月後に国産と表示されているケースがある。こうした場合、JAS(日本農林規格)法に基づき、生育期間が一日でも長い方を原産国として表示する義務がある。業者側にすれば、北朝鮮産と表示すると「国民感情から売りにくい」(農水省幹部)との思惑があるようだ。
 また、中国経由の輸入で中国産と偽装されている疑いもあるが、第三国経由は農水省だけの調査では産地追跡は難しい。
 農水省は通常の表示調査とは別に、二-三カ月間、その時期に関心の高い品目に特化して、三千店規模を調べる特別調査を実施している。アサリについては表向き、特別調査の品目に指定していないが、北朝鮮への経済制裁を求める声が強まっていることを背景に、島村宜伸農水相が一月中旬に表示適正化を指示。「事実上の特別調査態勢」(農水省幹部)を敷いている。
 また、船主責任保険未加入の外国船の入港を禁止できる改正油濁損害賠償保障法の三月施行で、アサリを運ぶ北朝鮮貨物船も対象に含まれるため、第三国経由や密輸など偽装が巧妙化する懸念があり、農水省は監視態勢を強めている。
 北朝鮮からのアサリの輸入量(平成十六年)は三万二千トン(四十億円)。国産の三万六千トンに近い数量で、北朝鮮産は輸入量の59%、国内消費量の35%を占める。
(産経新聞)


原産地は、国産品は主たる飼養地(一番長く飼養されていた場所)の都道府県名、市町村名や一般に知られている地名(郡名、旧国名、島名など)を記載する事ができます。(国産の表示は省略できます。)
輸入品は、原産国名を記載します。
となっています。
今回のあさりの場合は、海外より国内の方が長い間飼養されていたら国産になり、そこの地名を記載する事が出来ますが、短かった場合海外産になりその輸出国名を記載する事になります。
この長く飼養されていた場所が産地ってやり方が続く限り、この問題って続くんじゃないかとも思うのですが・・・

静岡県の浜名湖でのあさり漁の方法や課題などをまとめてあります。
浜名湖のアサリも好き(はまにゃこぶろぐ)

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