July 2016
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

« マグロの違法輸入 | Main | はるさめの賠償金 »

February 04, 2005

国内で変異型ヤコブ病感染者

国内初の変異型ヤコブ病 厚労省、専門家確定診断

 牛海綿状脳症(BSE)がヒトに感染して起きたとされる変異型のクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の疑いが強い患者が見つかり、厚生労働省は4日、厚生科学審議会疾病対策部会のCJD等委員会を開催、政府関係者によると変異型のCJDと確認した。
 国内で変異型CJD患者が見つかったのは初めて。
 関係者によると、この患者は50代の男性で、既に死亡している。牛のBSEが猛威を振るっていた1990年前後の英国に、1カ月程度の渡航歴があったという。
 変異型CJDは、BSEにかかった牛の脳など特定危険部位や、汚染された肉を食べて感染したとされる。英国ではこれまで約150人が死亡したほか、フランスやイタリアなどでも発症が報告された。
 国内では2001年に初のBSE牛が確認されて以降、食用牛を全頭検査し、特定危険部位は除去しているため、現在は国内の牛肉を食べて感染することはない。
(共同通信)

イギリスに渡航歴が有ることから、イギリスで感染した可能性が高いようですが、国産の牛肉を食べて感染した可能性が無いとも限りません。(可能性はかなり低いとは思いますが)
でも、どこで感染したか調べるのは難しそうですね。

2月5日追加
厚生労働省に詳しい内容がありました。

国内における変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)の発生について(健康局疾病対策課)

1  経緯 ・  平成13年12月に40歳台で発症。なお、当該患者(男性)は、平成元年頃、英国渡航歴1ヶ月間という情報あり。
・  平成16年9月16日CJDサーベイランス委員会において、英国サーベイランスユニットとも相談し、孤発型CJDと判断したが、vCJDの可能性も否定できず、病状の経過を見る必要があるとされた。
・  同年12月死亡。
・  平成17年2月3日、北本厚生科学審議会疾病対策部会クロイツフェルト・ヤコブ病等委員会委員長によって、ウエスタンブロット及び病理検査の結果、vCJDを強く疑われ、同日、厚生労働省に報告。
・  2月4日、診断の確定及び今後の対応について議論。
2  症例についての審議結果
 2月4日、CJDサーベイランス委員会及び厚生科学審議会疾病対策部会クロイツフェルト・ヤコブ病等委員会が開催され、国内における最初のvCJD症例として確定された。 ・  診断根拠:プリオン蛋白遺伝子変異がみられず、vCJDに特徴的な病理所見及びウエスタンブロットの所見により、vCJDの確実例と判断した。
・  発症原因:輸血歴はなく、平成元年頃の海外渡航歴から見て、短期間ではあるが、英国滞在時の曝露の可能性が現時点では有力と考えられる。
3  今後の主な対応 ・  発症原因及び二次感染の可能性について更なる調査を行う。
・  国民に対して、CJDに関して正しい知識の普及等を行う。
・  省内関係部局長による連絡調整会議を開催し、適切な対応を進める。
 なお、この疾患は、通常の生活で、人から人へは感染するものではないことから、二次感染を心配する必要はない。


変異型クロイツフェルト・ヤコブ病に関するQ&A
(Q1-Q4はクロイツフェルト・ヤコブ病一般について)

Q14 :  日本で今後vCJDにかかるリスクはどのくらいですか? A :  我が国におけるvCJDリスクを評価するには、(1)どれほどのBSEプリオンが食物連鎖に入り、牛と人との間の種間バリアを越えて、どれだけの人に対してvCJDリスクを与えるのかについて、BSEプリオンが人に摂取されるまでのそれぞれの段階でのリスクを評価し、それらのリスクを基に一連の流れを通して最終的なリスクを評価する方法と、(2)疫学的な手法として、英国の研究者が、vCJD感染者数はBSE発生頭数に相関する等の仮定のもと、過去のBSE感染牛発生頭数と現時点までに発生したvCJD患者数等の疫学的情報を用いて将来発生するvCJD患者数を予測する考え方を利用する方法が考えられます。  (2)の方法を用いて計算した場合、全頭検査以前のBSEプリオン摂取による我が国全人口(1億2000万人)におけるvCJD患者の発生数は0.1人~0.9人と予測されています。(「日本における牛海綿状脳症(BSE)対策について 中間とりまとめ 平成16年9月 食品安全委員会」より抜粋)
Q16 :  英国に滞在したことがありますが、大丈夫ですか? A :  脳などの牛の特定臓器について、食用のための販売を禁止した1989年11月頃より前にはリスクがあるが、現在までの報告例では英国滞在歴のあるヨーロッパ以外の方の発症例は数例があるのみです。
Q17 :  感染の可能性がある場合は、どこに相談すればいいのでしょうか。 A :  厚生労働省では、緊急相談窓口(TEL:03-3595-2162)を設置しております。当面の受付時間は以下のとおりです。  2月 4日(金)   20:30~23:00 5日(土)   10:00~17:00 6日(日)   10:00~17:00 7日(月) ~10日(木)   9:30~22:00  なお、都道府県等の地方自治体においても、保健所等において相談できる体制を速やかに整備するように通知しています。

« マグロの違法輸入 | Main | はるさめの賠償金 »

BSE関連」カテゴリの記事

Comments

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

(Not displayed with comment.)

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 国内で変異型ヤコブ病感染者:

» 国内初の変異型クロイツフェルト・ヤコブ病 [ひっそりぶろぐ]
このニュース、第一報がケータイメールに飛んできました。ローカルなサービスなんですが、地域密着型の速報なんかがメールで飛んでくるんです。 ・どこそこが事故で通行... [Read More]

» Variant Creutzfeldt-Jakob disease [All I need to do now is to learn English]
The first case of Variant Creutzfeldt-Ja [Read More]

« マグロの違法輸入 | Main | はるさめの賠償金 »