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February 2005

February 26, 2005

国内で15頭目のBSE感染牛

BSE感染、15例目を確認 北海道の死亡牛

 農林水産省は26日、北海道本別町の牧場で死んだ乳牛(ホルスタイン種、雌)からBSE感染が確認されたと発表した。日本では15例目。同省は北海道とともに、飼料など感染経路の調査を始めた。すでに現在の牧場の同居牛は移動を禁止しており、この牛が12カ月齢になるまで同じ場所で飼われていた牛も追跡調査して一部処分される見通しだ。
 同省のプリオン病小委員会の専門家が26日に検査結果を協議し、確定診断した。牧場での死亡牛のBSE検査で確認されたのは3例目となる。
 同省衛生管理課によると、感染牛の月齢は102カ月。酪農家が牛を出荷するためにトラックに積み込もうとしたところ転倒。出荷を中止して農場で飼育していたが起立不能になり、22日に廃用牛として処分されたという。獣医の診断では「関節炎」だったという。(朝日新聞)

相変わらず、ポツポツとBSEに感染した牛が出てきますね。

それにしても、獣医の診断「関節炎」って・・・
本当に関節炎になっていたBSE感染牛だったのなら良いのですが、よろめいて立てなくなったから足が悪い。じゃー関節炎って事で・・・何て事じゃ困りますよ。(BSEの疑い有りと診断し難いのもわかりますけど・・・)

February 21, 2005

無毒化ふぐの肝は安全か

無毒化フグ肝、安全性めぐり賛否両論…佐賀県と国対立

 フグの肝を食べても大丈夫かどうかという内閣府食品安全委員会の審議が、長期戦の様相を呈している。  長崎大が開発した“無毒トラフグ”を観光資源にしようと、佐賀県と同県嬉野(うれしの)町が、肝の食用禁止規定から除外してもらう「特区」を国に申請、同委が安全性を見極めているが、同委では、「フグ毒には解明されていない部分もある」と慎重意見が支配的。  片や、県などは「安全性は証明されている。『フグは食いたし……』の言葉通り、需要は多いはず」と譲らない構えだ。  「海底付近の毒を含んだ細菌を食べたヒトデなどを、さらにフグが食べることにより、本来は無毒なフグが毒を持つようになる」との仮説に基づき、長崎大の研究グループは、海底から離した閉鎖いけすや陸上のいけすを使い、食物連鎖を断った状態で計約5000匹のトラフグを養殖。その結果、毒を持ったフグは1匹もいなかった。研究の成果は、英国の科学誌ネイチャーにも掲載された。  この無毒フグに目を付けたのが、温泉客の減少に悩む嬉野町。「日本3大美肌の湯とされる温泉と、フグ肝料理を組み合わせ、町おこしの起爆剤に」と、昨年6月、県とともに、食品衛生法のフグ肝食用禁止規定の適用外にしてもらう「ふぐ肝特区」を内閣府に申請した。  一方、フグ肝によるとみられる中毒事故は後を絶たないのも事実。厚生労働省によると、2000年以降も年間50人前後が、釣ったフグを自分で調理するなどして食中毒にかかり、02年には6人、03年には3人が死亡した。  内閣府から照会を受けた同省は当初、「無毒化の仕組みを証明できていない」と、門前払いだった。  これに対し、佐賀県などは「国は研究データに全く理解を示そうとしない」などと反論、“フグ肝論争”に発展し、最終的に食品安全委の専門家が判断することになった。  1月31日に開かれた同委の「かび毒・自然毒等専門調査会」では、長崎大水産学部の荒川修教授らが、無毒フグを生産する仕組みを解説。県側も無毒フグにICタグ(電子標識)を付けるなどして、流通過程で有毒フグが混入しないようにする案を示した。  しかし、委員からは「食物連鎖だけでフグに含まれる大量の毒を説明できるのか」など、県側の資料への疑問点が相次いだ。  佐賀県の担当者は「委員の疑問には、科学的データを提示してきちんと答えていく」と話しているが、食品安全委のお墨付きをもらう道のりは険しそうだ。  ◆フグ毒=正体はテトロドトキシン(TTX)と呼ばれる神経毒。呼吸中枢をマヒさせる作用がある。1グラムで約500人分の致死量といわれ、生物毒の中では最強の部類に入る。 (読売新聞)

食品安全委員会(第77回:平成17年1月13日)議事録[PDF](食品安全委員会)

食品安全委員会の議事録に詳しい検討内容が載っていました。
やはり、猛毒のテトロドトキシンに関する事なので、慎重な意見が多いですね。
実験段階で大丈夫でも、長年養殖している間に1匹でも有毒なふぐが出てしまったら、食べた人が亡くなる可能性が非常に高いので、簡単に安全ですとは言えないですよね。
また、マウスによる実験結果だけで、喫食の歴史や人による実験結果も無い物をいきなりお客に出すってのは急ぎすぎじゃないかとも思いました。
中毒になっても、食べた本人と調理した施設の責任にするって事で、10年位佐賀県の職員とかに食べさせ続ければ食品安全委員会も折れるかな?その前に調理施設が食品衛生法違反でやられるかも知れませんが・・・
一つ気になる事は、長崎大の研究グループと教授は、このふぐの肝食べてみたのでしょうか?(色々検索してみたのですが、食べたレポートは見つからなかったです。)
実験の結果はあくまでも実験の結果です。
本当に商売として養殖するのとは色々と条件が異なってくる事もあると思います。
マウス実験で大丈夫と言われても、そんなもの食べる気にもならない自分の感覚って変でしょうか?

February 18, 2005

北朝鮮産あさりの産地偽装3

アサリの原産地表示の根拠確認状況について(1月下期分(中間報告))農林水産省

農林水産省では、全国の小売店舗で販売されている生鮮食品の品質表示について、表示が適切に行われているかを恒常的に調査しています。
 また、今年度から、小売店舗が適切な表示を行うためには、中間流通業者による小売店舗に対する適切な情報伝達が必要不可欠であることから、中間流通業者が小売店舗に対して行っている表示の状況について調査を実施しています。
 今般、アサリの原産地表示に関して社会的関心が高いことから、1月15日から当分の間、小売店舗及び中間流通業者の調査において、アサリの原産地表示の根拠調査を、実施することとしました。
 本調査について、とりあえず平成17年1月末までの調査状況を、下記のとおり取りまとめましたので、公表します。
 なお、1月に調査した小売店舗等に関してその仕入先への遡及調査を現在実施中であり、また、2月も小売店舗等の調査を引き続き行っていることを申し添えます。

北朝鮮産アサリはどこに?=原産地調査、判明3点のみ-農水省

 北朝鮮からの輸入アサリが国内産として流通している疑いが浮上した問題で、農水省は16日、アサリの原産地表示に関する中間調査結果を発表した。それによると、調査した941点の商品のうち、北朝鮮産と表示された商品は卸売業者に3点あっただけ。小売り段階ではゼロで、偽装表示も見つからなかった。
 貿易統計などによると、北朝鮮からのアサリ輸入量は2003年で約3万2000トン。国内消費の約40%は北朝鮮産が占めると推計され、原産地の表示義務がない食品加工業者や外食産業に納入されている可能性が大きい。 
(時事通信)

北朝鮮産表示のアサリなし 農水省、偽装調査へ

 北朝鮮や中国産のアサリが国内産として出回っているとされる問題で、農水省が店頭などで緊急の表示調査をした結果、国内産と表示されたアサリが圧倒的に多く、外国産と表示していても輸入量の最も多いはずの北朝鮮産がほとんどないなど不自然な点が目立つことが16日、分かった。
 水産庁によると、国内で流通するアサリは年間約9万トン。輸入が6割で、北朝鮮からの輸入はこのうちの6割に上る。表示は仕入れ伝票とほぼ一致していたが、農水省は生産や輸入段階までさかのぼり、産地偽装がないかどうかさらに調べる。
 調査は1月中旬から同月末にかけ、全国の小売店650店と74卸業者を対象に実施。小売店で売られていた821点のうち、626点が国内産で、外国産はわずか160点だった。外国産の内訳は中国産が146点、韓国産が14点で、北朝鮮産はなかった。
(共同通信)

北朝鮮産あさりの感心が非常に高いのに驚いています。
この問題、輸入量が多いのに店頭に北朝鮮産が無いのは不自然だと言うのは分るのですが、実際に輸入業者や畜養業者、仲買人などを取材したマスコミの記事がほとんど出てこないですね。また、感情的な報道が多いように感じられるのも嫌な気がします。
あさりの漁獲量が減少する中、どうにかして資源を増やそうと必死で頑張っている人や、寒い中あさりを捕っている漁師さんの苦労を知っているので、国産のあさりは全部本当は北朝鮮産みたいに言われている現状は悲しいものがあります。
報道特集さんとかで、徹底取材してくれないかなぁと期待しているのですが。

静岡県の浜名湖でのあさり漁の方法や課題などをまとめてあります。
浜名湖のアサリも好き(はまにゃこぶろぐ)

February 15, 2005

タラバと同じ突起数のアブラガニが居た

<カニ>タラバとアブラ見分け 突起数違い決め手にならず

 判別が難しいタラバガニとアブラガニを見分ける目印とされていた甲羅中央部の突起数の違いが決め手にならないことが独立行政法人北海道区水産研究所(釧路市)の研究で分かった。タラバガニと同じ六つの突起を持つアブラガニが確認されたため。消費者が見誤らないためには脚のつめの長さなどにも注意を払う必要があるという。  値段の安いアブラガニを高価なタラバガニと表示して販売していた札幌のスーパーなどが昨年6月、公正取引委員会に景品表示法違反で排除命令を受け、両者の見分け方が関心を呼んだ。  甲羅中央部の突起はタラバガニが六つ、アブラガニは四つとされた。しかし、同研究所の柳本卓研究員(37)が昨年5月、オホーツク海で資源調査のため捕獲したアブラガニ約300匹の中に突起が五つか六つあるものが15匹見つかった。DNAを調べると、タラバガニとの交雑種ではなく、純粋のアブラガニと分かった。  柳本研究員によると、甲羅全体ではタラバガニの方が突起の数が多い。脚の裏側が白っぽかったり、脚の先端のつめが、最も長い節の半分以上あるものはアブラガニだという。  缶詰などに加工され、見た目で見分けられない場合でもDNA分析で判別できる。柳本研究員は「資源調査を目的にした研究だが、偽装の防止にもつながれば」と話している。【杉山靖雄】 (毎日新聞)

タラバガニとアブラガニの一番の判りやすい判別方法と思われていた甲羅中央部の突起数の違いが当てにならないという研究結果が出てきました。
アブラガニの脚の裏側が白っぽいというのは知っていましたが、脚の先端のツメが最も長い節の半分以上あるってのは初めて聞きました。

まとめるとアブラガニは
甲羅中央の突起が4つ例外もある(タラバは6つ)
脚の先端のツメが最も長い節の半分以上
活蟹だと脚がブルーっぽくオレンジ色の筋状の模様(タラバは茶紫色で一部赤色)
脚の裏側に白色が多い(タラバは裏にも色が付いている)
って所をチェックするしかない模様・・・
難しいなぁ。

アブラガニの値段を比較しながらショッピング
タラバガニの値段を比較しながらショッピング


過去の記事
また発覚、タラバガニはアブラガニだった!
アブラガニを正々堂々と売り込む

February 14, 2005

北朝鮮産あさりの産地偽装2

中国産アサリに「熊本産」 宮城・福島で流通、産地偽装の疑い

 中国から輸入されたアサリが「熊本産」と表示され、宮城、福島両県などの水産加工業者を通して販売されていることが10日、分かった。北朝鮮産についても同様に国内産として出回っている可能性が高く、農林水産省は産地偽装の疑いがあるとして、中国産、北朝鮮産の実態調査を進めている。
 JAS(日本農林規格)法は、出荷調整や砂抜きのため国内で一時蓄養した輸入貝類について「輸出国を産地と表示する」と定める一方、生鮮食品全般について「畜産物のように産地が複数にまたがる場合、飼育期間が最も長い飼養地を産地とする」と規定している。
 中国産、北朝鮮産アサリの輸入業者(山口県)は「国内での蓄養期間の方が輸出国での生育期間より長い」としており、農水省は流通ルートと合わせ「蓄養」の実態についても調べる方針だ。
 中国産アサリについて、宮城県内の業者は「原産地は中国と聞いているが、有明(熊本)で寝かせておいたというので、熊本産で販売している」と説明。「韓国産を韓国産と表示販売したこともあるが、安い国内産が参入してきたので売れなくなった。そこで熊本産に切り替えた」と話す。
 福島県内の業者は「アサリの殻は1カ月で蓄養場の環境に合う色に変わるので、元の産地が分からなくなる。産地の特定は無意味だ」と話しながらも、中国産を熊本産と表示し販売したという。
 一方、輸入水産物の流通に詳しい複数の関係者は「北朝鮮から輸入後、国内で蓄養されずに直接、各地の加工業者に運ばれ、国内産として売られるルートもある」と証言。「偽装の実態に農水省は厳しくメスを入れるべきだ」と指摘する。
 輸入アサリの仕入れ値は、国内の天然アサリに比べ、1キロ当たり100円程度安いとされ、産地のイメージに加え、価格差も国内産表示にこだわる要因とみられる。
 財務省貿易統計などによると、アサリの国別輸入量(2004年)は北朝鮮の約3万2000トンを筆頭に、中国の約1万2000トン、韓国の約9000トンの順に多い。国内の総生産量(03年)は約3万7000トン。
(河北新報)

「北」産のアサリ、不正表示多数 監視強める農水省

 北朝鮮産のアサリが、国産と表示されたり、原産国の表示がないまま販売されるなど、不適正なケースが多くあることが十一日、農林水産省の調査で分かった。業者の一部には、意図的に継続して偽装表示を繰り返している疑いがある。農水省は近く中間調査結果を公表する。「北」産のアサリをめぐっては拉致被害者と家族の支援組織「救う会」が不買運動を呼びかけており、農水省は最重点品目として調査を継続する方針だ。
 農水省は小売店や卸売業者など数百店を対象に、流通ルートをたどって表示通りの実態かどうかを集中的に調査。その結果、不適正表示が多数判明した。
 関係者によると、アサリは生育二年未満で消費されるが、北朝鮮産が一年程度たってから、国内の養殖場に移され、数カ月後に国産と表示されているケースがある。こうした場合、JAS(日本農林規格)法に基づき、生育期間が一日でも長い方を原産国として表示する義務がある。業者側にすれば、北朝鮮産と表示すると「国民感情から売りにくい」(農水省幹部)との思惑があるようだ。
 また、中国経由の輸入で中国産と偽装されている疑いもあるが、第三国経由は農水省だけの調査では産地追跡は難しい。
 農水省は通常の表示調査とは別に、二-三カ月間、その時期に関心の高い品目に特化して、三千店規模を調べる特別調査を実施している。アサリについては表向き、特別調査の品目に指定していないが、北朝鮮への経済制裁を求める声が強まっていることを背景に、島村宜伸農水相が一月中旬に表示適正化を指示。「事実上の特別調査態勢」(農水省幹部)を敷いている。
 また、船主責任保険未加入の外国船の入港を禁止できる改正油濁損害賠償保障法の三月施行で、アサリを運ぶ北朝鮮貨物船も対象に含まれるため、第三国経由や密輸など偽装が巧妙化する懸念があり、農水省は監視態勢を強めている。
 北朝鮮からのアサリの輸入量(平成十六年)は三万二千トン(四十億円)。国産の三万六千トンに近い数量で、北朝鮮産は輸入量の59%、国内消費量の35%を占める。
(産経新聞)


原産地は、国産品は主たる飼養地(一番長く飼養されていた場所)の都道府県名、市町村名や一般に知られている地名(郡名、旧国名、島名など)を記載する事ができます。(国産の表示は省略できます。)
輸入品は、原産国名を記載します。
となっています。
今回のあさりの場合は、海外より国内の方が長い間飼養されていたら国産になり、そこの地名を記載する事が出来ますが、短かった場合海外産になりその輸出国名を記載する事になります。
この長く飼養されていた場所が産地ってやり方が続く限り、この問題って続くんじゃないかとも思うのですが・・・

静岡県の浜名湖でのあさり漁の方法や課題などをまとめてあります。
浜名湖のアサリも好き(はまにゃこぶろぐ)

February 07, 2005

野菜の産地偽装

産地偽装:加工ゴボウ、産地偽って販売--米子の協同組合 /鳥取

 農林水産省の中四国農政局は4日、ゴボウ加工品の産地を偽って販売したとして、鳥取、島根両県で「スーパー丸合」を経営する「協同組合丸合」(本部・米子市、梅林哲朗理事長、社員1025人)に対し、正しい産地名を記載するよう指示した。同農政局は「常習性が認められ、故意で悪質」としている。
 調べでは、丸合は01年4月から昨年10月まで、両県にあるスーパー37店のうち、食料品を販売する34店で▽中国産▽茨城県産▽栃木県産――などの「きんぴらごぼう」や「ささがきごぼう」を、「千葉県産」と表示して販売していた。
 丸合は「最初は千葉県産のものだったが、その後、加工業者が他県産のものを混ぜているのをチェックしていなかった」と釈明している。【松本杏】
2月5日朝刊
(毎日新聞)

JAS法:寝屋川のスーパー、18品目産地偽る 近畿農政局、表示改善求める /大阪

 近畿農政局は4日、長野県産ハクサイを大分県産と表示するなど18品目の生鮮農産物で実際と違う原産地表示があったとして、寝屋川市のスーパー「トップワールド萱島店」を経営する「不二商事」(同市、葉山幸治社長)に対し、JAS法(生鮮食品品質表示基準)に基づき表示の改善を求めた。同店は「商品を店頭に並べる際、値段だけを変更し、原産地表示を替え忘れていた」と説明しているという。
 農政局によると、問題の農産物は仕入れ伝票などから、昨年3~8月に販売していたという。農政局は改善結果を3月4日までに提出するよう指示した。【横田美晴】
2月5日朝刊
(毎日新聞)

JAS法:米国産玉ねぎを北海道産と販売、スーパーに改善指示--農水省 /京都

 農林水産省は4日、下京区のスーパーマーケット「ポロロッカ五条店」」で米国産玉ねぎを北海道産と表示して販売していたとして、「ポロロッカ」(東京都新宿区、東野亨社長)に対し、JAS法(生鮮食品品質表示基準)に基づき、改善を求める指示を出した。
 昨年8月、同農政局が農薬などを使った生鮮食品の表示状況調査をした際に見つけた。仕入れ伝票などから、同店で昨年4月から8月にかけ、米国産の玉ねぎ(アーリーレッド)を北海道産と表示して販売していたことが分かった。【横田美晴】
2月5日朝刊
(毎日新聞)

農水省、キョーエイに改善指示 高松の店が農産物表示違反

 キョーエイ(本部・徳島市)の松島店(高松市松島町)がJAS法に違反する農産物表示をしていたとして、農水省中国四国農政局は四日、同社に改善を指示した。一部商品で事実と異なる原産地表示をしたり、表示のないまま販売したりしていた。同省の全国調査で発覚したもので、キョーエイは「このようなことがないよう今後、十分注意したい」としている。
 中国四国農政局によると、同店では昨年七月二十一日までの少なくとも一カ月間、徳島県産トマトを高知県産としたり、北海道産ニンジンを徳島県産とするなど、計九品目で事実と異なる原産地を表示。以前と原産地が違う商品を扱うようになったにもかかわらず、表示を変えていなかったのが原因とみられている。
 また、モモなど三品目は、単純ミスから品目名や原産地の表示がなかった。
 従業員への聞き取り調査から、同店が不適正だと認識していたことが判明。農政局は「一時的な過失とはいえない」として、指示・公表に踏み切った。今回の調査で、キョーエイと同じ「指示」を受けたのは全国で計八件。
 農政局はキョーエイに対し▽表示の点検を行う▽原因の究明を図る▽全従業員に品質表示制度の順守を徹底する-ことなどを指示し、一カ月以内に改善措置をまとめて同農政局長に提出するよう求めた。
 キョーエイ本部(徳島市川内町)は「より売れるようにするためといった意図は全くなく、従業員の認識不足、教育不足だった。全店舗で表示を正確にするよう徹底している」と話している。 (徳島新聞)


協同組合丸合及び株式会社キョーエイ
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050204press_10.htm
不二商事株式会社
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050204press_9.htm
株式会社クイーンズ伊勢丹静岡伊勢丹店
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050204press_8.htm
株式会社ポロロッカ五条店
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050204press_7.htm
株式会社セイツー
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050204press_6.htm
株式会社ドール
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20050204press_5.htm

改善指示などの連発です。

February 05, 2005

英国滞在1カ月以上は献血中止

英国滞在1カ月以上は中止=日赤の献血の受け付け-新型ヤコブ病患者の発生で

 厚生労働省は4日、英国渡航歴のある新型ヤコブ病患者の発生確認を受けて、当面、英国渡航歴1カ月以上の人からの献血受け付けを中止する方針を決め、日本赤十字社に通知した。死亡した男性患者の渡航歴などがさらに詳しく判明した段階で、薬事・食品衛生審議会血液事業部会で、中止対象者の献血の安全性を検討する。  また、日赤はこの日、厚労省で開かれた同部会で死亡男性の献血歴を調べる方針を明らかにした。日赤のコンピューターシステムには1995年までしかデータがないため、今後、それ以前の文書記録などを手作業で確認していく。ヤコブ病患者から献血を介して2次感染したケースは2003年に英国で確認されているという。  (時事通信)

早速、新型ヤコブ病患者発生の影響が出てきました。
食品に関係ないニュースではあるのですが、狂牛病が原因と言われていますので紹介します。

はるさめの賠償金

春雨検査ミス 県が3社に計400万円賠償へ 

 中国産輸入春雨などに使用禁止の過酸化ベンゾイルが含まれている―と県が検査ミスした上に誤って発表した問題で、県は三日、自主回収を余儀なくされた輸入・販売業者十社のうち三社との間で、計約四百万円の賠償金を支払い示談する方針を明らかにした。十六日開会の県会二月定例会に関連の補正予算案などを提出する。  県が損害賠償交渉をしているのは、県内一社と東京や関西など県外九社。県が昨年七、八月の誤発表により、各社は商品の回収費用や納入できなかった期間の想定損失などで数十万円―百数十万円の被害が出た―としていた。  県に約百万円を請求し交渉を進めてきた東京の輸入業者はこの日、取材に対し「本来なら不要な手間や通信費、心労が補償されず、納得できないものは残る」と話した。  県によると、残る業者のうち四社とは現在も賠償交渉中で、県内の販売業者は「具体的な内容を話せる段階ではない」としている。そのほかの三社は、県側の謝罪や検査体制の改善などがあったとして、賠償金は求めない方針という。  この問題で県は昨年十一月、環境保全研究所と食品環境課の職員計十人を懲戒処分した。ただ、停職処分を受けた職員二人が一月、処分の取り消しを求めて県人事委員会に審査請求している。(信州毎日新聞)

この問題の流れは、はるさめ過酸化ベンゾイルのバックナンバーをみて頂くと分かるかと思います。
また長野県は春雨を公定法で検査せずでは、事件の当事者になってしまった方からもコメントを頂いたのですが、長野県に賠償してもらいたいが、そのお金が税金から出ると思うと請求し難いなど色々大変な様子でした。
賠償金を求めない会社が3社有りますが、県側の謝罪や検査体制の改善などがあった為だけじゃなく、賠償請求して長野県民に悪い印象を持たれたくない等の理由も有るかも知れませんね。

February 04, 2005

国内で変異型ヤコブ病感染者

国内初の変異型ヤコブ病 厚労省、専門家確定診断

 牛海綿状脳症(BSE)がヒトに感染して起きたとされる変異型のクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の疑いが強い患者が見つかり、厚生労働省は4日、厚生科学審議会疾病対策部会のCJD等委員会を開催、政府関係者によると変異型のCJDと確認した。
 国内で変異型CJD患者が見つかったのは初めて。
 関係者によると、この患者は50代の男性で、既に死亡している。牛のBSEが猛威を振るっていた1990年前後の英国に、1カ月程度の渡航歴があったという。
 変異型CJDは、BSEにかかった牛の脳など特定危険部位や、汚染された肉を食べて感染したとされる。英国ではこれまで約150人が死亡したほか、フランスやイタリアなどでも発症が報告された。
 国内では2001年に初のBSE牛が確認されて以降、食用牛を全頭検査し、特定危険部位は除去しているため、現在は国内の牛肉を食べて感染することはない。
(共同通信)

イギリスに渡航歴が有ることから、イギリスで感染した可能性が高いようですが、国産の牛肉を食べて感染した可能性が無いとも限りません。(可能性はかなり低いとは思いますが)
でも、どこで感染したか調べるのは難しそうですね。

2月5日追加
厚生労働省に詳しい内容がありました。

国内における変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)の発生について(健康局疾病対策課)

1  経緯 ・  平成13年12月に40歳台で発症。なお、当該患者(男性)は、平成元年頃、英国渡航歴1ヶ月間という情報あり。
・  平成16年9月16日CJDサーベイランス委員会において、英国サーベイランスユニットとも相談し、孤発型CJDと判断したが、vCJDの可能性も否定できず、病状の経過を見る必要があるとされた。
・  同年12月死亡。
・  平成17年2月3日、北本厚生科学審議会疾病対策部会クロイツフェルト・ヤコブ病等委員会委員長によって、ウエスタンブロット及び病理検査の結果、vCJDを強く疑われ、同日、厚生労働省に報告。
・  2月4日、診断の確定及び今後の対応について議論。
2  症例についての審議結果
 2月4日、CJDサーベイランス委員会及び厚生科学審議会疾病対策部会クロイツフェルト・ヤコブ病等委員会が開催され、国内における最初のvCJD症例として確定された。 ・  診断根拠:プリオン蛋白遺伝子変異がみられず、vCJDに特徴的な病理所見及びウエスタンブロットの所見により、vCJDの確実例と判断した。
・  発症原因:輸血歴はなく、平成元年頃の海外渡航歴から見て、短期間ではあるが、英国滞在時の曝露の可能性が現時点では有力と考えられる。
3  今後の主な対応 ・  発症原因及び二次感染の可能性について更なる調査を行う。
・  国民に対して、CJDに関して正しい知識の普及等を行う。
・  省内関係部局長による連絡調整会議を開催し、適切な対応を進める。
 なお、この疾患は、通常の生活で、人から人へは感染するものではないことから、二次感染を心配する必要はない。


変異型クロイツフェルト・ヤコブ病に関するQ&A
(Q1-Q4はクロイツフェルト・ヤコブ病一般について)

Q14 :  日本で今後vCJDにかかるリスクはどのくらいですか? A :  我が国におけるvCJDリスクを評価するには、(1)どれほどのBSEプリオンが食物連鎖に入り、牛と人との間の種間バリアを越えて、どれだけの人に対してvCJDリスクを与えるのかについて、BSEプリオンが人に摂取されるまでのそれぞれの段階でのリスクを評価し、それらのリスクを基に一連の流れを通して最終的なリスクを評価する方法と、(2)疫学的な手法として、英国の研究者が、vCJD感染者数はBSE発生頭数に相関する等の仮定のもと、過去のBSE感染牛発生頭数と現時点までに発生したvCJD患者数等の疫学的情報を用いて将来発生するvCJD患者数を予測する考え方を利用する方法が考えられます。  (2)の方法を用いて計算した場合、全頭検査以前のBSEプリオン摂取による我が国全人口(1億2000万人)におけるvCJD患者の発生数は0.1人~0.9人と予測されています。(「日本における牛海綿状脳症(BSE)対策について 中間とりまとめ 平成16年9月 食品安全委員会」より抜粋)
Q16 :  英国に滞在したことがありますが、大丈夫ですか? A :  脳などの牛の特定臓器について、食用のための販売を禁止した1989年11月頃より前にはリスクがあるが、現在までの報告例では英国滞在歴のあるヨーロッパ以外の方の発症例は数例があるのみです。
Q17 :  感染の可能性がある場合は、どこに相談すればいいのでしょうか。 A :  厚生労働省では、緊急相談窓口(TEL:03-3595-2162)を設置しております。当面の受付時間は以下のとおりです。  2月 4日(金)   20:30~23:00 5日(土)   10:00~17:00 6日(日)   10:00~17:00 7日(月) ~10日(木)   9:30~22:00  なお、都道府県等の地方自治体においても、保健所等において相談できる体制を速やかに整備するように通知しています。

February 03, 2005

マグロの違法輸入

マグロの産地DNAで検査 日本、違法輸入の監視強化

 漁獲海域などを偽ったマグロの違法な輸入を防ぐため、水産庁は1日までに、産地をチェックするためのDNA検査の導入など、輸入マグロの検査体制を強化する方針を決めた。  外国漁船からマグロを購入して日本に運ぶ運搬船に監視員を乗船させる制度も始め、国際的な規制を逃れて漁獲したマグロの産地を偽って輸入するロンダリング(洗浄)廃絶を目指す。  水産庁によると現在、マグロの輸入時には漁獲した船や海域、時期などに関する記録を示し、国際的な漁業管理機関の規制を守って漁獲されたものとの証明を業者に義務付けている。  だが昨年、台湾漁船が二重帳簿を作り、大西洋で違法に漁獲したマグロをインド洋産と偽って輸入するマグロロンダリングを大規模に行っていることが判明。「付け替え」と呼ばれる産地の偽装は他の海域のマグロでも行われているとの証言もあるという。 (共同通信)

台湾がマグロの産地偽装(過去記事へリンク)
メバチマグロの産地を偽って1万9000トンを日本に輸出したという問題の対策が出てきました。
昨年12月の時は、台湾からのマグロの輸入を停止するぐらいの事を言っていたのですが、そこまではやらなそうな感じですね。

February 02, 2005

賞味・消費期限設定の指針

賞味・消費期限設定で、具体的な検査項目の指針

 厚生労働省と農水省は、食品の賞味期限と消費期限を表示する際の具体的な検査項目を示した指針を定めた。  両省が3日に開く「食品の表示に関する共同会議」を経て、業界団体と都道府県に通知する。  賞味期限は、包装容器を開封せず定められた方法で保存した場合、十分に品質が保持される期限を示す年月日。消費期限は調理パンや食肉、生菓子など製造日を含め5日以内で傷んでしまう食品に表示する。  指針では、製造・加工業者が期限を定める際の検査項目として、腐敗の進み具合を示す「粘度」「濁度」や細菌汚染を示す「大腸菌数」などを例示。検査結果から得られた期限よりも短い期間を設定するよう求め、消費者から根拠を聞かれた場合、資料などの情報提供を要請している。  期限表示は、食品衛生法と日本農林規格(JAS)法で義務づけられているが、期限そのものは業界の自主判断に任せてきた。 (読売新聞)

一般的に期限設定は、品質が劣化しなかった日数(製造日を含む)に0.7を掛けた日数(小数点以下切り捨て)を賞味期限や消費期限にするそうですが、どのような検査をするかは、業界団体の自主基準になっている事が多いです。

February 01, 2005

北朝鮮産あさりの産地偽装

北朝鮮産の偽装多く、アサリの産地確認を徹底…農水省

 農水省は31日、アサリの産地表示確認の徹底に乗り出したことを明らかにした。アサリは北朝鮮の対日輸出品目のトップで、北朝鮮から輸入したアサリを国内の養殖場に一時保存し、日本産と偽って販売するケースが後を絶たないため、チェックを強化した。  農水省は各地の農政局に対し、毎月の生鮮食品の表示調査で、アサリは必ず伝票に基づいて流通ルートを確認するよう指導を徹底した。  北朝鮮からのアサリの輸入量は、国内のアサリ漁獲量の減少を補う形で、90年代に拡大し、2003年の輸入量は3万2000トン(45億円)と、国内漁獲量(約3万トン)を上回り、国内消費の約4割を占めている。  輸入されたアサリは、国内の養殖場で数週間から数か月間、鮮度回復のため保存される。この結果、店頭では養殖場の場所を原産地と偽って表示する場合もあるという。  北朝鮮に対する経済制裁も議論されているが、自民党などから「産地が偽装されれば制裁は尻抜けになる」などの声も出ている。 (読売新聞)

たしかにスーパーなどの店頭で北朝鮮産って表示を見た記憶が無いような・・・
養殖場にしばらく入れていたのを出荷した場合は、コレ本当は北朝鮮産ってハッキリ判りますけど、小さい貝を買ってきて放流しちゃうと混ざってしまって区別がつかない気もします。

浜名湖では、ツメタガイがアサリを食べると問題になっていますが、外来種のツメタガイは海外から輸入したアサリの稚貝に混ざって入ってきた可能性が指摘されています。

静岡県の浜名湖でのあさり漁の方法や課題などをまとめてあります。
浜名湖のアサリも好き(はまにゃこぶろぐ)

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