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December 24, 2004

牛の耳標を付け替え

yosi129さんから、頂いた情報です。(今週ずっと寝込んでいたため、更新ができませんでした。)
牛肉履歴偽装:耳標で個体番号を操作 北海道の町議逮捕

牛の耳標を付け替えて売却 血統ごまかす、家畜商を逮捕

 牛の品種や血統などの情報を管理する個体識別番号が記載された「耳標」を別の牛に付け替え、血統書付きの牛と偽って販売したとして、北海道警北見方面本部と北見署は7日、詐欺と牛肉トレーサビリティー法違反の疑いで、小清水町の前町議で家畜商、林忍容疑者(67)を逮捕した。
 道警によると、牛肉トレーサビリティー法違反で逮捕したのは全国で初めて。
 調べでは、林容疑者は4月下旬から5月上旬の間に、高値で取引される血統書付きの子牛の耳標を外し、別の血統書のない子牛に取り付けた。その上で、本来は血統書のない子牛を血統書があるように装い家畜市場に出品。落札した留辺蘂町の家畜商の男性(59)から代金約16万円をだまし取った疑い。
 同署は、飼っていた血統書付きの子牛が死亡したため、別の子牛を高値で売ろうとしたとみて調べている。
(共同通信)

北海道農政事務所による「牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法」に基づく告発について(農林水産省)
別紙
「牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法」に基づく告発について(北海道農政事務所)

北海道農政事務所が行った検査の結果、「牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法」に違反していると思われる事実が判明したことから、11月24日に北海道警察北見方面北見警察署に対し告発を行いました。
1.違反が疑われる事例
  耳標の取り外し等の禁止(法第10条)違反
    死亡した子牛の耳標を生きている子牛につけ替えた疑い
2.告発の対象者
  北海道斜里郡小清水町 林忍
3.経過
  9月24日 北海道農政事務所が任意立入検査
  11月24日 北海道農政事務所長が北見警察署長に告発
4.その他
  警察の捜査に支障をきたさないようにとの配慮から、本日まで発表を差し控えました。

<参考>
(牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法)
 第10条(耳標の取り外し等の禁止)
  何人も、前条第2項から第4項までの規定により牛の耳に着けられた耳標を取り外し、その他個体識別番号の識別を困難にする行為をしてはならない。
 第23条(罰則)
  次の各号のいずれかに該当する者は、30万円以下の罰金に処する。
2 第9条第2項若しくは第3項又は第10条の規定に違反した者

耳標の装着の方法(法第9条第2項関係) 牛の管理者等は、耳標を着けるときは、個体識別番号が容易に判読できるように行わなければならないこととする。 耳標の規格(法第9条第2項関係) 耳標の規格は、次のとおりとする。 ① 装着した後、容易に脱落しない構造であること ② 取り外した後、再び装着することができない構造であること ③ 個体識別番号が容易に判別できる色、大きさであること ④ 個体識別番号が容易に消えない方法により表示されていること 耳標の取り外し等に係るやむを得ない事由(法第10条第3項前段関係) 耳標の取り外し等が認められるやむを得ない事由は、次のとおりとする。 ① 耳に疾患・外傷があるとき ② 耳標の劣化等により耳標の取替えを行う必要があるとき ③ 譲渡し若しくは引渡しの直前又は輸送中に耳標が脱落したとき等 個体識別番号を識別するための措置(法第10条第3項後段関係) 耳標の取り外し等をする場合には、当該牛の個体識別番号を識別するため、次に掲げる措置のいずれかを講じなければならないこととする。 ① 取り外した耳標等を当該牛の耳以外の部分にひも等で取り付けること ② 当該牛の耳以外の部分に個体識別番号を塗料等で記載すること

宮城県産のカキが、本物のラベルを使って偽装された可能性があるっていうニュースを聞いたときに、牛も同じようなことが出来そうな気がしましたが、耳標の付け替えという方法で牛のすり替えが行われたことが判明しました。
どうせ死んだことにするなら、安い牛が死んだ事にしておけと思ったのでしょうね。
とりあえず耳標の取り付け方法は、至急見直しした方が良さそうですがどうなるでしょうか?
自分的には、今回の牛トレサビリティーで、良い産地の個体識別番号を付けて販売するお店(宮崎牛に松阪牛の個体識別番号を付ける)とか出てきそうな気もするのですが・・・(この記事をみて、その手があったかなんて思わないでくださいね。)

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Comments

>まったく信用できない世の中です
確かにそうですね。
特に食肉関係はバレなければ、儲けるためなら何でもやりかねない方が多いような気がするので、自分もまったく信用していません。
ハンナンとか、約50億4千万円もの助成金を騙し取っていますし、変な組織よりタチが悪いという方も居ます。
以前、大手スーパーで食肉関係のバイヤーをやっていた方に色々話を伺った事があるのですが、ファミレスなどでも迂闊な事しゃべったら店出た時刺されるぞと真顔で忠告された位ですから、病死した牛を売ろうとする方が絶対に現れないとは言い切れないですね。

>事故死でも食肉として流通することは一切ありません
なるほど、法律上はそうなっていますか?
でも、以前病死した牛の肉を販売していた業者が摘発されていたような記事がありましたが・・・

まったく信用できない世の中です
外圧に負けて、牛肉輸入を再開しそうな雰囲気だし・・・
確かに、きちんと管理されていれば問題ないんでしょうが・・・
なんか信用できないような処理がされているような報道もありますし・・・

とおりすがりさん、こんにちわ
ご指摘ありがとうございます。
事故死、病死にかかわらず食肉には加工されませんね。
死亡獣畜(牛、馬、豚、めん羊及び山羊)は、廃棄物の処理及び清掃等に関する法律(廃掃法)、化製場等に関する法律(化製場法)に従って、産業廃棄物として処理するか、死亡獣畜取扱場(化製場など)の施設又は区域で焼却又は埋却処理されることになります。

また何か説明不足の部分などがありましたら、お知らせください。

事故死でも食肉として流通することは一切ありません。

yosi129さん、こんにちわ
今回問題になっているのは、留辺蘂町の家畜商の男性が落札した16万円の牛が血統書と違う牛だったって事なので、死亡した子牛5頭の事を詳しく書いている記事を見つけることは出来ませんでした。
ただ「他に数頭付け替えた」というコメントもあったので、この問題まだまだ拡がりを見せそうな予感がします。本当に簡単に耳標を付け替えれるのなら大変な事です。
容疑者は逮捕されたとの事なので、今後の情報(埋められた5頭全て耳標を付け替えたかなど)に注目したいと思っています。
ちなみに「耳標の装着と出生、異動などの報告義務」は平成15年12月1日から施行されていました。まぁ、この時にちゃんと登録されていたので、DNA鑑定で牛が変わっていることが判ったとも考えられるので、それなりに有効な方法とも考えられるのですが・・・
まだ始まったばかりの制度なので、悪い点を改良して、良いシステムになればいいのかなぁ?

記事では
>林容疑者が死亡した子牛5頭を農地に埋めた
>として、廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑で
>自宅などを捜索した。林容疑者は、11月30日
>付けで町議を辞職している。
となっていましたが・・・

一度に5頭も死んだのか、時間があいているのかはわかりませんが・・・耳票をつけることになったのは最近の事なのでまとまって死んだ?と思われますが・・・
事故死なら肉の販売は可能でしょうから、病死なのかな?
自分の農場の菅理もできない人が町議をしていたんですね。
ある意味、悪徳政治家の片鱗を見たというべきでしょうか。

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