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September 15, 2004

食品添加物ってなんだろう1(分類)

昭和22年に食品衛生法が制定された時に、初めて「食品添加物」という言葉が使われました。
そして次のように定義されました。
「食品添加物とは、食品の製造過程において、または食品の加工もしくは保存の目的で食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用するものをいう」

食品添加物という考えがなかった時代から、生活の知恵として使用していた食品添加物も数多くあります。
梅干を漬けるときに赤シソを使ったり、魚などをくん製にしたり、肉を岩塩で塩漬けにしたり、豆腐を作るのににがりを使ったりしていました。
18世紀後半からは、ヨーロッパで化学が発達し、タール系の着色料などが化学合成で作られるようになりました。


食品衛生法の分類で添加物を分けると以下の4つに分類されています。

天然、合成など製造方法にかかわらず安全性と有効性が確認されているもの=指定添加物=指定添加物リスト
食経験のある食品などの原料からつくられ、長年使用されてきたもの=既存添加物=既存添加物名簿収載品目リスト
動植物から得られるもので、食品の着香の目的で使用されるもの=天然香料基原物質=天然香料基原物質リスト
一般に食品として飲食されている物で添加物として使用されるもの=一般に食品として飲食に供させている物であって添加物として使用される品目=一般に食品として飲食に供させている物であって添加物として使用される品目リスト
使用基準が定められている添加物は、添加物使用基準リストで定められています。


合成添加物と天然添加物という分類

合成添加物は、分解以外の化学反応を起こして得られた物質です。
たとえそれが食品に含まれる成分と全く同じものでも、分解以外の化学反応で製造されていれば合成添加物となります。そのため、同じ物質でも製造方法によって合成添加物になったり天然添加物に分類されたりするケースもあります。
例 緑茶の酸化防止剤として使用される、ビタミンCは、レモンなどに含まれる成分と同じですが、製造方法から合成添加物の分類になります。
 
天然添加物は、天然の原料から抽出などの物理的方法によって、特定の成分を取り出したものです。
ある程度食経験がある既存添加物の他、指定添加物にも天然添加物がありますが、原料自体が食経験の短いものだったり、微生物によって新たに作られたものだったりします。

合成だから危ない、天然だから安全という考え方はあてはまりません。
実際、今年6月には、既存添加物の天然添加物であるアカネ色素が、遺伝毒性及び腎臓への発がん性が認められた為、既存添加物名簿から削除され、アカネ色素そのものや、アカネ色素を含む食品の製造・販売・輸入等が禁止されました。
アカネ色素関連へリンク

現在、食品添加物の安全性評価の見直しを順番に行っているという話しも聞きますので、アカネ色素の様に使用を禁止される食品添加物が増えるのではとの予想もあります。

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