過酸化ベンゾイルとミキサーの関係
県内で発売された中国産春雨などに使用を禁止されている「過酸化ベンゾイル」が含まれていたと県が誤発表した問題で、検査で春雨を破砕する時に使ったジューサーミキサーから溶けだした物質を過酸化ベンゾイルと誤認して発表したことが、十一日までの県の調査で分かった。国が通知した標準的な検査方法(公定法)では違いを識別できたが、時間を短縮する県独自の方法(時短検査)では区別できなかったという。
検査した県環境保全研究所(長野市)の資料などによると、検査は物質によって異なる吸光度の波形から物質を特定する検査機器「高速液体クロマトグラフ」を使用。検査液を作る際、春雨をはさみで五ミリ程度に切った後、ジューサーミキサーで破砕したが、この時にミキサーから溶け出たとみられる物質を過酸化ベンゾイルと誤認した。公定法だと波形の違いが分かるが、研究所が採用した時短検査では区別できなかった。
また、「ガスクロマトグラフ質量分析計」という別の機器を使う確認検査(クロスチェック)の実施が、都内の業者から発表について問い合わせを受けた後の八月七日だったことも、信濃毎日新聞社が情報公開請求で入手した研究所資料で分かった。研究所はこれまで、発表前にクロスチェックを行おうとしたが、過酸化ベンゾイルは熱に弱く分子が壊れて失敗した―と説明していた。研究所は「担当者の記憶違いだった。事実を隠そうとしたわけではない」としている。(信濃毎日新聞 )
長野県が、はるさめに過酸化ベンゾイルが含まれていたと誤って発表し、商品回収などを指示していた件で、検査で使用したミキサーから溶け出した物質が過酸化ベンゾイルと誤認識された事が判明しました。
ありがちな原因ですけど、もうちょっとしっかり検査してくれよと言いたくなります。
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