July 2016
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

« 信濃興農のりんごジュース JASマーク抹消 | Main | 米国産そばも使った北海道産そば粉 »

July 13, 2004

リンゴ果汁にリンゴ酸の続報

果汁に規格外添加物 須坂の業者JASマーク付け販売

同省によると、信濃興農は三月、中国から七倍濃縮のリンゴ果汁を仕入れて一・五倍濃縮に薄め、リンゴ酸やリン酸、液糖などで成分を調整。「五倍濃縮」と偽って、加工業者などに販売していた。JAS法では、濃縮リンゴ果汁の添加物は品質を保つための最小限度とし、酸化防止剤と香料以外は認めておらず、リンゴ酸などは規格外。同社は六年ほど前から同様の不正を行っていたと話しているという。
 毎年、同社から依頼を受けて製品を検査し、JASの合格品と認定していた日本炭酸飲料検査協会(東京)によると、検査では規格外の添加物が含まれるかまでは確認しておらず、糖度20%以上など三項目に適合していれば合格にしてきた。「業者側が『余計な物は入れていない』と言えば信じるしかない。それ以上調べていればきりがない」(検査部)という。
 同省は、同社がこの仕組みを知り、検査をすり抜けることを意図した上で適合認定を申請したとみている。
 また、製品の原材料には「りんご」とだけ記されており、長野保健所は食品衛生法違反(虚偽表示)に当たるかどうか調べている。(信濃毎日新聞 )


糖度を調整するのに液糖を使用していた事がわかりました。地元の記事だけあって一番詳しく説明してありました。
保健所が虚偽表示で調べているとの事ですが、間違いなく添加物の表示違反で処分されるでしょうね。

リンゴ酸の解説
最初にリンゴに含まれていたのを発見したのでリンゴ酸と名前が付きましたが、食品添加物としてのリンゴ酸は、リンゴから作るわけではなく化学合成品になります。
従って既存添加物(天然添加物)ではなく、指定添加物(合成添加物)という分類になります。
正式な名称は、DL-リンゴ酸、別名dl-リンゴ酸で、簡略名がリンゴ酸となります。
食品に使用した場合、リンゴ酸という表示ではなく、一括名での表示になります。酸味料、pH調整剤として表示されていますので、一括表示からリンゴ酸を使用していることが判ることは少ないと思います。
毒性としては、粘膜などへの刺激があげられますが、化学合成品の添加物としては危険度は低いほうと思います。

リン酸の解説
リン酸も化学合成品です。
名称はリン酸で、別名や簡略名はありません。
酸味料として使われるほか、製造用剤としても使われます。
製造用剤としては、ペースト状の植物性たん白の製造工程中で使用されることがありますが、加工助剤になるため商品には表示されません。
毒性としては、ラットで低カルシウム血症があります。これは、リンを多く摂取すると必要なカルシウムを体外に排出してしまうためカルシウム不足になるためです。

« 信濃興農のりんごジュース JASマーク抹消 | Main | 米国産そばも使った北海道産そば粉 »

ニュース」カテゴリの記事

添加物関連」カテゴリの記事

表示違反関連」カテゴリの記事

Comments

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

(Not displayed with comment.)

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference リンゴ果汁にリンゴ酸の続報:

« 信濃興農のりんごジュース JASマーク抹消 | Main | 米国産そばも使った北海道産そば粉 »