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July 15, 2004

にがりの取りすぎに注意!!

「にがり」取りすぎ注意 ブーム過熱で国立栄養研

ダイエット効果があるとテレビや雑誌などで紹介され、健康食品としてブームになっている「にがり」について、独立行政法人国立健康・栄養研究所(東京)は14日、ダイエット効果の根拠がないとして、取りすぎに注意するようホームページで呼び掛けを始めた。(共同通信)

塩化マグネシウムの毒性は安全と言われていますが、経口摂取で下痢、非経口摂取で骨格筋弛緩、中枢神経系抑制などになるとも言われていました。また、医薬品(下剤)として実際に塩化マグネシウムを処方された事がある方も多いのではないかと思います。

ボケた話ですが、最初スーパーで大量ににがりを売っている光景を見た時、手づくり豆腐が流行ったかと思いました。それにしては、大豆が売っていないなぁと思いましたが・・・
結構自分の身の回りの人でも、そのまま飲んだり、ご飯を炊く時に入れたりしていましたが、それを聞く度にあんまりたくさん摂らない方が良いよと話したのですが、だいたい返ってくる声は、「だってテレビで健康に良いっていってるじゃん。」というものでした。
今回のしっかりとした研究所の発表で消費者がどのような反応をするのでしょうか?
突然スーパーの店頭から消えるとかするのだろうか・・・

「にがり」と「痩身効果」には関連性なし

にがりは、海水を濃縮したときの塩を除いた残留物であり、その主成分は塩化マグネシウムです。昔から豆腐を作るときの凝固剤に利用されてきました。
 最近、にがりやマグネシウムに「痩身効果」があるという情報が流されています。例えば、「糖の吸収を遅らせる」「脂肪の吸収をブロックする」「糖質代謝を促進する」「エネルギー代謝を促進する」といったメカニズムから、ダイエット効果を論証するような情報がありますが、いずれについても確実な根拠・文献等はありません。また、マグネシウムは、医薬品では下剤として使用されており、食品であっても多量に摂取すると下痢になる可能性があります。しかし、下痢による一時的な体重変化は、主に必要な水分の減少によるもので、見かけの変化です(ちなみに、下剤(塩類下剤)として利用されている酸化マグネシウムは2g/日、水酸化マグネシウムは0.9-2.1g/日、硫酸マグネシウムは5-15g/日であり、これらはマグネシウムイオンのために消化管内の水分が吸収されにくくなり、便の軟化、瀉下作用がでると考えられています)。さらに、下痢を起こすほど、にがりやマグネシウムを摂取することは、エネルギー源となる糖質や脂質だけでなくビタミンやミネラル等も吸収できなくなり、そのような状況は私たちの体にとって好ましいことではありません。下剤としてにがりを利用し、その摂取量を間違えて重大な健康被害が出た事例もあります。
従来の食品に含まれるマグネシウムは多量に摂取しても、健康に与える影響は少ないと評価されてきましたが、「にがり」のように多量のマグネシウムを簡単に摂取できる食品やサプリメントの利用については、その利用目的、方法、摂取量についてじゅうぶん注意する必要があります。(国立健康・栄養研究所)

にがりを摂ると痩せるという評判を真っ向から否定しています。痩せたって人は、水分の減少による一時的な体重変化だったって事でしょうか?
ダイエットになると報道していた番組などからの反論とかあるのでしょうか?それとも間違っていたとお詫びするのでしょうか?


「栄養機能食品」への3成分(亜鉛、銅及びマグネシウム)追加等について(厚生労働省PDF)

栄養機能食品 表示の基準
マグネシウム 
上限・下限量 80mg~300mg
機能表示   マグネシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です。マグネシウムは、多くの体内酵素の正常な働きとエネルギー産生を助けるとともに、血液循環を正常に保つのに必要な栄養素です。
注意事項   本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。多量に摂取すると軟便(下痢)になることがあります。一日の摂取目安量を守ってください。乳幼児・小児は本品の摂取を避けてください。(厚生労働省)

食のQ&A (「にがり」とは)

もともと、にがりは海水を濃縮して食塩を作るときの副産物として得られるもので、塩化マグネシウムを主成分としています。 食品衛生法では、塩化マグネシウムと粗製海水塩化マグネシウムに限り、次の例のように物質名に「にがり」の文字を付記することが特例として認められています。 ただし、「にがり」だけの表記や「凝固剤(にがり)」という表記は認められていません。 (例) 塩化マグネシウム(にがり) 粗製海水塩化マグネシウム※(にがり) 凝固剤(塩化マグネシウム(にがり)) 凝固剤(粗製海水塩化マグネシウム(にがり)) ※ 粗製海水塩化マグネシウムとは、海水から塩化カリウム及び塩化ナトリウムを析出・分離して得られた、塩化マグネシウムを主成分とするものをいいます。(農林水産消費技術センター)


同じ「にがり」という表示をつけることが認められている塩化マグネシウムと粗製海水塩化マグネシウムですが、添加物の分類としては、塩化マグネシウムは指定添加物(合成添加物)、粗製海水塩化マグネシウムは既存添加物(天然添加物)となります。
豆腐の凝固剤(粉末)として使用する時は、塩化マグネシウムだけではなくて吸湿防止目的でグリセリン脂肪酸エステルやショ糖脂肪酸エステル、固結防止目的でリン酸三カルシウムや炭酸カルシウム、食品素材として乳糖を加える事が多いです。
粗製海水塩化マグネシウムの場合は、プルランを同じく固結防止目的で加えています。
これらの添加物などは副剤あつかいで表示が免除される(キャリーオーバー)ため表示する必要がありませんが、1~10%位の量を使用していると思われます。
これは、あくまで豆腐の凝固剤のにがり(粉末製剤)に入っている添加物になります。

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