飛行機撮影 ブルーインパルス後半編
しばらく放置していましたが、飛行機撮影 ブルーインパルスの後半です。
過去の記事はコチラの二つです。
飛行機撮影 ブルーインパルス出発編
飛行機撮影 ブルーインパルス前半編
前半編でも書きましたが、ブルーインパルスは、こう撮れ!!なんて言えるほど上手じゃありませんので、自分が撮っていて思ったことや、こんな事意識して撮ってみましたという感じの説明をつけています。
オポジット・コンティニュアスロール
左右から交差するシーンが一番の見所です。
反転した後、ロールしながら交差します。
会場から見ると右から来る5番機が手前となります。
↓のように反対側から眺めると前後だけではなく上下にも離れていることが判ります。
きれいに重なる所を撮るには位置取りが重要となります。
慣れるまでは、アップで追わずに少し引いて撮るとか、動画で撮ってイメージすると良いかも。
フォー・シップ・インバート
ひっくり返った状態で密集して飛びます。
バーティカルキューピッド
大きなハートを描いた後に、矢が突き刺さります。
青空に描ききると会場から自然と拍手が湧き上がります。
描き初めや、矢の刺さる所をアップで撮るのも良いですが、広角レンズにチェンジしてきれいに撮りたい物です。
24ミリほどのレンズなら、ほぼ収まるので、コンデジの動画で撮るのも面白いです。
ラインアブレスト・ロール
3機が横一列に並んだ隊形でロールを行ないます。
360°ループ
5番機が360度の水平旋回を行なった後、上空まで上昇して宙返りを行ないます。
ワイド・トゥ・デルタ・ループ
会場後方から5機が広い間隔で進入してきて、宙返りをしながら段々狭い間隔になります。
ボントン・ロール
スモークが切れた後のタイミングで一斉に横転を行ないます。
意外と難易度が高いらしく、ピッタリ6機の動きが揃うのは珍しいです。
あっ、また○番機が・・・
バーティカル・キューバン8
5番機が8の字を描きます。
晴れていて風が弱いとスモークで8が判ります。
スタークロス
上向き空中開花を行なうとお星様スタートの合図です。
望遠レンズから広角レンズにチェンジ
35ミリ換算で16ミリの超広角レンズでもはみ出てしまうほど大きいです。
全部入れるには魚眼レンズや会場の外から撮るなどの方法もあります。
また、☆を描く時の高度の違いや星の大きさの違いがあったりします。
タッククロス
会場正面から飛んできてすれ違い。
滑走路の両端で上昇後、再び下降してきて、背面飛行ですれ違います。
ローリング・コンバット・ピッチ
エシュロン隊形で進入してきた4機が、270度エルロンロールしてブレイクします。
コーク・スクリュー
背面飛行する5番機のまわりを6番機がらせん状にクルクル回ります。
少し斜めからだと、前後の距離も離れているのが判ります。
正面から撮った方が迫力があって良いですね。
晴天時には、上記に紹介した課目を見せてくれますが、曇天時や下に滑走路が無い場所で演技を行なうときは、少し違ったことをします。
ポイントスター
また、リモートによる展示飛行の際は、最後に1機ずつバイバイフライトをしてくれる場合があります。
ブルーインパルス撮影の醍醐味は何といっても、同じシーンを再び撮ろうと思っても難しいところでしょうか?
季節の違い、雲や太陽の位置、空気の澄み具合など、気象条件が全く同じになることは殆ど有りませんし、見る位置の違いによっても技の表情が色々と変化します。
そんな中でも、こんなシーンが撮りたいなと考えてポジショニングし、イメージに近い絵を手に入れられた時は非常に嬉しいです。
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コメント
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写真、全然上手くないのに何でこんな偉そうに撮り方を言えるんだろ(笑)
しかも、プロフィールに教材で使いたいなら連絡くれればいいって?(笑)
使える画像なんて無いし!
自画自賛もいいとこ(笑)
投稿: 西城秀樹 | 2010年4月25日 (日) 07時31分
西城秀樹さん、こんにちわ
ご意見ありがとうございます。
コメントの内容から推察すると携帯電話などからの閲覧でしょうか?
PCからですと、あまり上手じゃありませんが・・・との断りが表示されるのですが、モバイル用のページだと文字数オーバーで表示されないようです。
自分が全然上手じゃないってのは良く判っていますので、下手糞な奴がバカな事書いてるなぁ位に眺めてくださいね。
プロフィールの事もある事すらすっかり忘れていました(笑)モバイル用サイトでプロフィールが表示されるのも初めて気がつきましたし・・・
今回はご指摘ありがとうございました。
投稿: taka_psyence | 2010年4月25日 (日) 19時12分