JAL機体整備工場見学会その5
JAL機体整備工場見学会その5
M2ハンガーへと移動します。
こちらは旧JASが使用していた設備です。
ヘルメットを被って下から飛行機を見上げて見学するのですが、トラブル発生!!
CAさんが髪の毛を後ろでお団子状に纏めていたのですが、出っ張りが大きくてヘルメットに頭が入らない・・・
M2ハンガーを巡る間ずっと片手で押さえていました。
客室乗務員の制服を着てハンガーに来ることは、ほとんど無いそうです。
ランディングギアの整備で翼をジャッキアップして持ち上げて有ります。

雪が降る悪天候でしたが、見学会のためにわざわざ格納庫の扉を少し開けていてくれました。

など、垂直尾翼付近のボディのシルエットで機種を判別するポイントを教わりました。
ちょうど目の前に着陸してくるので見ていて楽しいです。
エコジェットも降りてきました。

キャプテンさんに羽田空港の着陸について解説して頂きました。
この日は着陸に34Lを使っていたのですが、「丁度木更津から真っ直ぐに降りてくるんですよ。」
「降下角度は3度位ですが、そのまま着陸すると衝撃が強いので、ちょっと角度を緩くして直前に1.5度位にするんです。」というのがポイントだそうです。
風向きが逆の時はディズニーランドをグルッと回るように旋回して着陸するそうです。
JALの方に好きな飛行機は何ですか?と聞くと帰ってくる答えが多かったB747
あと数年で全機売却されてしまうのが残念ですね。

エアバスとボーイングでは各所に設計思想の違いがあるそうで、同じように人間工学に基づいて設計されているハズなのに、スイッチを入れるにも、押すと引くの違いがあったりと操縦する機種を変更するとなると大変らしいです。
機種の先端はレーダーが入っているため樹脂製で、その先端に被雷した時に電気を逃がす線がついているなど遠くから見えないポイントも説明して貰いました。

飛行機に雷が落ちるとどうなるかも伺いました。
キャプテンは、落ちたときはほとんど判るとの事で、バシィイイとなるそうです。
整備としては、どこに落ちたのかよりも、どこから電気が抜けていったかの方が重要だそうで、その場所によって修理や点検にかかる時間が大きく異なるそうです。
だいたい電気が抜けた場所には、焦げ目がついたりするそうで、機体の2ミリしかない厚みが1ミリ近く削られてしまうこともあるそうです。
変わった所では、飛行機の事をシップと呼ぶことがあるように、船の仕来たりが未だに根強く残っていたりもするそうです。
飛行機の機体の右側から飛行機に乗った事ありますか?
自分は小牧基地でボーイングKC767の右側扉から入って左側から出た経験がありますが、まぁあれは例外で、機体の左側をポートサイドと呼び、乗り降りはポートサイド側から行います。
反対側の扉は非常時位にしか使用しないそうです。
機体に搭乗するCAさんの人数は、全ドアをカバー出来る人数が基本だそうです。
エンジンが翼ではなく、機体後部についているのが特長の機体です。
翼の位置が低く、機体下部の収容を増やすように少しだるま型をしています。
そしてこの飛行機、搭乗口までの高さが低いため、乗り降り用のタラップが無い不便な空港でも、機体に積んであるタラップで乗客の乗り降りが可能だそうです。
まぁ今どきそんな空港無いですけど・・・ってオチがありますが。
ランディングギアの動作チェックを行うかもという事でしばらく眺めていましたが、見学中に動くところを見ることが出来ませんでした。

ブレーキは離陸時にとても大切な部品です。
離陸滑走中にトラブルが判明した時、滑走路内で停止しないといけないため、時速350kmで走る離陸時重量400tの機体を止めるために大変強力なブレーキが必要です。
タイヤは、着陸時に白くタイヤスモークが出ることでも判るように磨り減ります。
滑走路に着く、接地面は張り替えて再生し6回ほど使うそうです。

タイヤの空気は普通の空気では酸素が含まれているため摩擦熱で火災の原因になるそうで、燃えないように窒素ガスが入っています。某カー用品店で乗用車も入れられますが、意味無いんじゃ無いかとも言っていました。
ちなみに通常で申し込む事が出来る整備工場見学だとこれで見学終了となります。
年間およそ6万人ほどの方が見学に訪れるそうですよ!!
非常に予約が混雑しており、数ヶ月待ちの状態となりますが、個人、団体での申し込みが可能です。
申し込みはコチラ⇒JAL航空教室 機体整備工場へようこそ
さて、お待ちかね!!バスに乗って移動し、次は客室訓練部に潜入します。




























































































































