カテゴリー

« エアフェスタ浜松2004 あの時は・・・ | トップページ | バートルV-107Aラストフライトイベント »

2009年9月29日 (火)

デジタル一眼レフカメラによる飛行機撮影(撮影方法基本編)

撮影機材&撮影方法のカテゴリーで、デジタル一眼レフカメラの事や、望遠レンズの説明などをダラダラと書いてきましたが、今回は実機を使った撮影方法についてです。

飛行機撮影に合ったカメラの設定方法などもあるのですが、まずは基本的な使い方です。
外へ撮影に出掛けなくても家の中で試すことが出来る事を中心に紹介します。

カメラの持ち方
そんなのカメラのグリップをしっかりと握れば良いんでしょ。と思われている方が多いのですが、力を入れて握っているとシャッターボタンを押すときに不必要な力がかかり、手ぶれの原因となりやすくなります。
力の加減としては生卵を落としたり、潰したりしないように握るような感覚です。
どちらかと言うと、しっかりと持つのはレンズを握る方の左手となります。手のひらを上にし、そこにレンズを乗せて握るようにします。ボディとレンズの組み合わせによってレンズの根元を持ったほうが良かったり、レンズの先のほうを持ったほうがバランスが良かったりと異なりますので、色々試してみると良いと思います。
また構える時は脇を開けずに閉めるように意識すると良いでしょう。

ファインダーの覗き方
右目と左目どっちで覗く?というお話です。
結論から言うと、飛行機などの動体を撮影するときは、右目でファインダーを覗いて構図を合わせ、左目で今後どのような動きをするのか観察します。言葉で書くと簡単ですが、実際にやると難しいです。
同時に見るの無理って思ったら、利き目で見るのがお勧めです。
利き目の調べ方は、両目で電信柱などの目標物を見て指を指し、そのまま片目ずつ目を瞑り、指した指がずれないで見える目が利き目となります。
どちらの目で見るのか決まったら、ファインダーの横にあるツマミで視度調整を行いファインダー内の情報がきれいに見えるようにしておきます。

シャッターボタンの押し方
今のカメラはシャッターボタンが2段となっています。
軽く押さえると露出とピントを合わせ、更に押し込むことでシャッターが切れる仕組みです。
ついつい力を入れてしまいますが、グィッと押すことで手ぶれの原因となりますので、どれくらい押すとオートフォーカスが動き、更にどれくらい押すとシャッターが切れるのか、反応しない遊びがどれくらいあるのかを確認します。
同じ機種でも多少の個体差があったりしますが、高級機などではフィーリングを同じに近づくように調整してくれる有料サービスを行っていたりもします。
シャッターを押すと言われますが、シャッターボタンに置いた指が離れないようにグリップごと軽く握るような感覚がぶれ難くて良いと思います。
また息を止めてシャッターを押すよりも、息を吸って、止めて、スッーーーっと歯の間か鼻からゆっくりと息を吐きながらシャッターを押したほうがぶれ難くなります。

よくある失敗例
1.フィルムカメラの時代からの定番 
入れ忘れです。昔は撮影した後でフィルムを取り出そうかと思ったら、アレ?何かおかしい?がーーーん!フィルム入ってなかった・・・でしたが、今はメディア入れ忘れたーーーですね。
設定でメディアが挿入されていない時はレリーズ出来ないようにする事も出来ますので、説明書を読んで設定しておくことをお勧めします。(メディアをどこかに忘れてきてしまった場合はダメですが・・・)
2.電池無ければただの箱
もうデジタル一眼レフカメラで電池が切れたらお手上げです。あまり何度も充電すると劣化が早くなるタイプの電池もありますので、予備の電池を用意しておくのが安心ですね。


« エアフェスタ浜松2004 あの時は・・・ | トップページ | バートルV-107Aラストフライトイベント »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: デジタル一眼レフカメラによる飛行機撮影(撮影方法基本編):

« エアフェスタ浜松2004 あの時は・・・ | トップページ | バートルV-107Aラストフライトイベント »